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***************  栗原美津江が遭遇した小杉小夜子、亜希、水口良江、そして、川村テル子の創生したような意識を感じた刹那、吾の亡失した意識の欠片が突如押し込まれるのを感じた。そうだ。やっと吾は自らの使命を全うできるのだ。そして、この窮屈な肉体という物質から解放され、吾の世界へ戻れるのだ。よし、吾がこの世界に送り込まれた使命は・・・・・・吾の世界に派生した〈ゆらぎ〉の根源たる意識、そう、この世界に生息する人間の意識だな・・・・・・その影響を見極め、いいぞ、いいぞ、完全なる秩序と調和を取り戻すために・・・・・・、そうだ、その調子。この世界を、この世界を消滅させるか存続させるかを決定することにある・・・・・・?何か違っていないか。でも、この世界の人間が醸し出す意識には、何かしら救いようがあるようにも感じてしまう。さて、どうしたものか・・・・・・ほとほと迷ってしまう。だが、最後の決断は、この栗原美津江の意識に委ねられるのだろう。                               **************

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