透明な罪のゆくえ

ステキユーザー新人作家

ヒューマンドラマ全64話完結済み第３回ステキブンゲイ大賞応募作第２回マンガ原作大賞応募作

「過去にあったいじめの加害者と被害者の人生が、子どもを通じて交わる。母親の罪と被害に、子どもたちふたりはどう向き合い、受け止めていくのか。」紹介文：　高校生の深山陽菜（みやまひな）は、なかなか新しい学校、クラスに馴染めずにいた。同じクラスの愛宕奏哉（あたごかなや）のさりげないフォローによって友達ができるようになる。改めて見ると、奏哉は色んな人に対してフォローし、傷つけるような流れになることをさりげなく阻止するとても優しい人だった。　付き合い始めて上手く行っていた二人に、母親同士がいじめの被害者と加害者であったことが発覚する。　母親の昔犯した罪と被害を、ふたりはどう向き合い、受け止めていくのか。 PR：母親同士の過去のいじめが発覚したあと、他にもいろいろなことがわかる。高校生の二人は、お互いの関係性や自分の家族の在り方を考え、周りに助けられながら解決に向かうお話しです。家族とはどうあるべきか、人間の多面性や過去をどう受け止めて今に生かすべきか、今まで見えなかった家族の優しさにも気づいて行きます。人間は悪い面だけではないこと、許すことの尊さをテーマにしています。 ※いじめの描写があります。苦手な方はご注意ください。登場人物：・深山陽菜（みやまひな）高校1年生。（作中で2年に）人見知りだけど素直で思い込みが激しいところはあるが、家族に愛されてまっすぐ。・愛宕奏哉（あたごかなや）高校1年生。（作中で2年に）陽菜のクラスメート。正義感が強くて常に周りに気を遣う。シングルマザーの母や弟にも苦労を掛けないように自分のやれることを精いっぱいやってる。・深山久美（みやまくみ）旧姓：池山久美陽菜の母親。高校生の頃酷いいじめを受け、精神疾患を患いながらも家族に支えられて、現状は幸せを感じてる。・深山直人（みやま　なおと）陽菜の父親。久美の過去を知りながら支えて家族になる。奏哉の事情を知り、力になろうと先回りして動く。・愛宕玲子（あたごれいこ）奏哉の母親。高校時代のいじめの加害者。離婚して旧姓に戻っている。・愛宕遥斗（あたごはると）奏哉の弟。面倒見のいい奏哉を慕っている。・浅野哲（あさのてつ）奏哉と遥斗の父親。玲子と離婚している。離婚後子どもたちとは全く会えていなかった。

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