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風呂場の まへに、過去の image、モデルの焼けた素肌に 綱など 直に かたげに、とりどりなる 夏衣、おのがためには すでに やうあらじ と おもひなさむに、うたぐりの目して、あが みけるを、妹、バックナンバーとも しらで、そこなる、ハーフ・オーダーの デニム・スカートを、ほる。藍の染め、こき あはき、すこしづつ 彩 たがへる布どちを、四角に、あるは 放射状に 継ぎたる地に、花のかたちを あしらへる、いかにも と 世に まぎ 索れど、たえて なし。 雨傘入るゝがね ビニル袋づめの、ながぐつじじ、入口なれば、出口なる こなたゆは みえぬなるが、さしがねにて、うづまきばば; 買いものに 来る、あれら 家族が うちゆ、いと たかき あが すがた みいでて、「女の花は みじかきを、いまこそ よけれ、のちには――」 と、とがむ。 みじかき しらが あたま、まへがみ あさきに そろひて 鍋蓋のすが、一万円もする 洗髪料、母の つかへるを まで、うらやみて、暴言のうづ。 スポンジに うつれる、文字ら よごれて、すでに さだかならざる、ことの なごりを、父ぞ 閲し、もどきに いでてゆかむ気。 「しね」 と あなたに はきやりすて、この介在を; よに ありがたき、すくひの先手を、諫めを、忠告を、ふりほどく、おろかなる あれは、いまだ たのしきが なかにして。 まどゆ みおろす、かねて まげるに あへるなす、手前のしたら辺に、左ゆ、ひとの ながれに、二、三 来る、ベドウィンのひとびと、この 暑きに、くろき おそひ かがふり、なべての ひとらが身に そひて まつへると、しるく たがへる、その いでたちゆ、ジプシー一家と いひて、定む。 そのうちの 或る子、片膝を すりむきて なくに、消毒液をつけて いたはらむを、かつての ためしにや 懲るれ、おびゆれ、かう せざらば、あた はひこり、あつしく なりゆかむを、かはゆしを、念じて、その あか剥ける すりきづのまへに、膝まづけり。 いざ つくれ、かねけるほど 滲みざらむ、敢へずげに なき止みぬ。 下校道を、聡げなる つり目の、木平らの 赤き 背嚢に、前になり 後ろになり、つきて ゆく。 妹と、うらなる ひたみちを、むたに ゆく。 小学校、中学校、いづれも 緑の屋かむり、胴は蝸牛のす、かたち まぎらはしけれ、あが 只今 住めるは 小学校のちかくなれば、かく みちなりに ゆかば、ゆきそしぬ ともひて、をれて もどらむと、かたはらに、ひとら ありて、運動場めくへ、やは壌ふみて 小丘 のぼれ、横道は なくて、みどりの こまかき 網はれる 柵に こづみて、ぬけらえず。 まちの 最果て、線路ばた なれや、おぼえ ありけむ 鉄道員めく じじ、非国民の集会、こちにはなき、まことのうた、節回し うたふ。うた はてて、宣誓のとき、あれのみ うちのもの ならざる、立ちあがらぬに、ばる。 あぢさゐの花、がく おほきく、円に ひろりて、央に 小花 きみく さける; おほきなる れんげさう、しろつめくさ など、ひとところに 群れさく みちを、英語の うるはしきにて よしを 説きつつ ゆく あれを、うちきく 子らの ちかくに、ありや なし。 ゑたどもの うたも、さける花も、こがくれのみちも、をかしくて、なづみて むたに ゆけど、あが、よこに そる ともひて、妹、中学校前なる、さきの みちへ、あかき 背嚢 をへる 子ら、引率など、あまた なみたる 列に、をさなになりて、くははり; いや あかるゝを; み放ちぬめり。 鉛筆の芯 挫け; 紙、すでに 文字に むめらえ; CW、むましき 案件、ふたつとも、入口そなき。 こきだ 注文 入る。 鮭と 咖哩ふたつの袋を 五分の網に しづむ。 あが、おぼろげなる 憶えをたよりに よそはむとすれ、ひさしく あらぬに、規格 かはりためり、酒井、あまれる、色つきの、きのこなど 入れる、糅飯、いときたなげなるを、小器の、あさきが、縁のぐるりに、小花のかたちに あをき透かし彫りあるに、つめて そなへたるを、うらがへして 盛りつく。

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