夢のかけら
第五夜 舞

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穏やかに晴れたのどかな昼下がり。片田舎の道を歩む。 背丈ほどの生垣に挟まれた道。 右手の民家から葉の多い枝が道へと伸びる。 葉の影にいくつもの橙が成る。 瓦屋根の家屋の向こうには田畑が広がり、遠くに緑の山が重なり合う。 左手は豪農らしき家屋の裏手に重く山が迫る。 道の先には瑠璃唐草の如き青きものたちが無数に舞う。 小雪舞い散るように青き虫の大群が行く手を阻む。 フードを深く被り俯いて進む中、見知らぬ人とすれ違う。

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