夢のかけら
第二十五夜 追

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観光地の一角。ドックには停泊船。 彼と共に迷い込む。船内はホテルか貸し会議室か。 男たち現れ。無表情。統率。警告なく追ってくる。 機関室を走り、配管をよじ登り、太い配線にぶら下がり。 放置された溺死体に我が身を置き換え恐怖する。 重い鉄扉の外は強い日射しとドックの壁面。 鉄階段を駆け上ぼれば穏やかな街。追跡者はない。 港を見渡す芝に腰を下ろし潮風に吹かれ談笑する。 道ゆく人々。 雑踏の二つの目。私たちに照準が合う。

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