夢のかけら
第二十六夜 疑

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賑わう江戸の町並みの路地を折れれば、ラフな洋装の人々と雑多に置かれた機材。私は時代物映画スタッフの端くれらしいが己に関する一切の記憶がない。 撮影所を後にしようとしたところ、遺体発見の報。現場は騒然。 呼び止められる。現場にあったと差し出されたのは片手に収まる大きさの瓶。私のものだ、と思う。 瓶の中には見知らぬ男性が横たわる。殺人現場は瓶の中。 周囲から疑念の声と視線が投げつけられる。 サイレンが近づいて。

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