やませ吹く
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ステキユーザー 新人作家
ファンタジー 全10話 連載中
水たまりの中には夏の風が吹いていた。 皆既月食の夜に、水たまりに触っちゃいけないらしいよ。 バイト先の店主から怪奇現象の話を聞かされた夜、佐藤晃太朗は赤黒い月が輝く夜、不可抗力で水たまりに手をついてしまう。 気が付くと晃太朗は、夏の田舎町にいた。 そこで出会ったのは、男勝りな絹さんと、駄菓子屋を経営する気のいい男性、実家の八百屋を手伝う小学生。 それぞれに思いを持ちながら生きていく姿に触れ、晃太朗は自分の生き方を見つめなおしていく。

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