魂の間合い
(二)-3

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 土足とは、普段屋外で使用している靴のことだ。上履きというのは、屋内専用の靴のことだ。  僕は一番近くにある棚から上履きを取り出して床に置いた。履いていたスニーカーを脱いで棚に置いた。そして上履きを履いた。  僕は廊下を男性の後について歩いていった。部屋の前で止まった。ドアの上には三年一組と書いてあった。  部屋の内部には個人用の小さな机が置かれていた。三〇、三一、いや、三二人の児童が教室内にいた。  男性の姿を見て、児童は「先生が来たー」などの叫び声を上げながら席に着いた。 (続く)

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