魂の間合い
(一)

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 気づいたら、僕は自宅のダイニングにいた。テーブルの上には大きめの円形のプレートに目玉焼き、ブロッコリーのゆでたもの、それからトーストされた食パン一枚が乗っていた。これが朝食というもののようだ。 「おはよう、サム」  この声は、ママだ。ママはエプロン姿でさっきからダイニングとキッチンを行ったり来たりしている。僕の前の朝食の他に、テーブルには二人分のお皿が出されていた。すでに二つ目の皿には、僕の目の前と同じように目玉焼きとブロッコリーとトーストが載せられている。 (続く)

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