魂の間合い
(二)-4

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 先生。この男性は先生という人か。そういう名前ではなく、職種の名称、またはそれに類する職に従事する個人に対する敬称だ。即ちこの男性は教師なのだ。  僕は男性と一緒に部屋に入った。そうだ、学校で学習を行う部屋のことを教室というのだった。  男性は壁面に架けてある黒板に文字を書いた。大きく「サム」と。 「今日からサム君が一緒に勉強することになった。みんなよろしくな」  僕は歓呼の声で迎えられた。  僕の席は部屋の中の六行五列に並べられた座席の廊下から四列目、後ろから二番目だった。 (続く)

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