ウエストバンクーバーの風
純文学 全1話 完結済み 第2回ステキブンゲイ大賞応募作
運動会を嫌った経験はたぶん大半の人があるだろう。体育祭などと名称を変えても、お遊戯会だということに変りはない。怪我をすれば休める。体調を崩せば休める。あの白いテントの下で、松葉杖をつけながら外側からばからしい遊びを眺められる。人に揉まれて灰を纏う姿を遠目から見られる。  けれど、それが嬉しいはずなのに、どうして秋爽は味方をしないのだろう?  なぜ私はあの場で輝いていないのだろう?

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