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refrain
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森山満穂
ステキ作家
ステキユーザー
純文学
全1話
完結済み
それはぼくの指標になり得るくらい美しい、雨だったんだ。 美雨さんの文章は、驟雨でもなく、霧雨でもない。一定の雨脚でぼくの心に降り注いでくる。極度に激しかったり、弱かったりせず、常に適度な質量の淋しさと、おだやかな美しさがその言葉たちには満ちていた。その雨の中にいると、ぼくはなぜだか呼吸が楽になって、生きていることを許される気がした。
#純文学
#雨
#青春
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目次
refrain
2020/07/22 09:40
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