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 次の日の朝、マイスターの奥さんが用意してくれた朝食をマイスターの家族と一緒に食べた。  ドイツの朝食は調理をしない、冷たい料理が定番だ。小型のパンがバスケットにたくさん詰められ、一人ずつの白い陶磁器にはハムやサラミ、チーズ、オリーブ、少しの野菜とカットフルーツが盛りつけられている。それに、半熟のゆで卵と温かいコーヒーが付いていた。  だいたい毎日同じ朝食だけれど、パンは種類が豊富だから毎日違うパンを食べられるのが嬉しいし、たまにヨーグルトが出て不思議な木の実の甘いジャムと一緒に食べるのが私の好みには合っている。  朝食の後は、家族それぞれが出かけて行く。マイスターの家には私の他にも二人のお弟子さんが住んでいて、その二人とマイスターは毎朝、朝食の後すぐに階下の工房に入っていく。すると木を加工するためのチェーンソーの音が家中に響いた。私はなるべく家にいたくなくて、いつも外を出歩くようにしている。今日も朝から出かける準備をして、迷わず森へ向かうことにする。  ドイツの森はたとえ私有地であっても、一般市民に解放することが義務付けられているらしい。マイスターがここへ来た初日に私に教えてくれた。 「修行をしない間は、森の中に入っていると良いよ」  どうしてだかわからないけれど、マイスターはそう言って笑っていた。  事実、森の中に入ると遠くの道を歩く老夫妻や、ベビーカーを押す若い女性の姿まで見かけることがある。みんな運動をするという格好ではなく、ただ気持ちの良い天気の日に散歩に出かけてきたという出で立ち。町の近くに気軽に入れる森があるというのは、やっぱり羨ましい光景だ。田舎臭いというよりも、自然と共存するような未来の可能性を感じる。  森林浴を少し楽しんでから、昨日と同じ道をたどって落としたハンカチを探した。風に吹かれて飛ばされている可能性もあるから、木の枝や少し離れた地面までくまなく探す。茶色と緑が占める世界の中で真っ白なハンカチなんてすぐに見つけられると思っていたけれど、切り株のところまでたどり着いてもハンカチを拾うことはできなかった。時計を見ると、すでに二時間は探し続けている。どうしても見つけたかったけれど、足も疲れてきてしまったので仕方なく森の探索を切り上げて、一度森の入り口まで戻ることにする。  木々に囲まれた道を抜けたすぐ側には、昨日見たあの小屋がある。今は訪ねてみるつもりはないけれど、なんとなく横目で小屋を見た。控えめに付いた小屋の煙突からは白い煙が薄く上がっている。今日は中に人がいるみたいだ。  そのまま視線を横にずらすと、昨日はそこに無かったものがあった。1メートル程の高さの木の杭が二つ離れて地面に刺さり、二つの間にはロープが張られている。簡易的な物干し竿といったところだろうか。ロープには一枚の布がかけられていた。  真っ白で、ひらひらと風に舞う洗濯物。今にも飛んでいってしまいそうだ。危なっかしくて目が離せないでいると、布に見覚えのあるマークを見つけた。  咄嗟に足を止め、開け放たれた小屋の前の柵を越える。一直線に物干竿のところまで来た。ひらひらと動く布を手に取り、隅を見る。一カ所にだけ、葉っぱの刺繍があった。それは間違いなくおばあちゃんが刺してくれた私のためのマークだった。  私が落としたハンカチをこの家の人が拾ってくれたに違いない。ハンカチを手に小屋の玄関へと向かう。  腕時計を確認すると、10時を指している。ドイツでは二度目の朝食を摂る時間。食事中に押し掛けるのも気が引けるけれど、この前みたいに留守でも困る。意を決してドアをノックすることにした。  ノックしてから、十秒、いや、二十秒は経ったかもしれない。当然誰かが出てきてくれるものと思っていた家からは、中で人の動く気配がしなかった。  もう一度強めにドアノッカーを叩いて数十秒待ったけれど、目の前のドアは開かれない。堅く閉ざされ、私の進入を許さない。時間だけが過ぎていく。  私はだんだん不安になってきた。ドアの隙間から漏れ出てくる空気は温かく、煙突からは煙が薄くだけれど出続けている。中で火が使われているのは間違いなかった。それなのに、中で誰も動く気配がない。  まさか、家の人が一酸化炭素中毒で倒れているのではないだろうか。考えにくいことだけれど、あり得ないことでもない。もしもそうだとしたら、どうしよう。頭の中に悪い想像がどんどんと膨らんでいく。  人様の敷地内を勝手にウロつくのはとても気が引けるけれど、それよりも嫌な予感を払拭したいという想いの方が勝った。何事もないことが確認できれば、後で家主に無礼を謝れば良い。家の中を覗くことができそうな窓を探して裏側に回る。  北側に一つだけ見つけた窓はちょうど視線の高さにあった。カーテンは引かれていない。容易に中の様子が伺えそうだ。  恐る恐る覗くと、まずキッチンが目に入った。ホーロー製のポットが一つコンロの上に出ているけれど、火は消えている。コンロの下のオーブンの蓋が開け放たれていて、そこから僅かに白い煙が上がっているのが見えた。でもこれも煙突から出るほどの煙にはならない。オーブンに今は火が付いているわけではないので、きっと他に火元があるはず。ダイニングの方に視線を移すと、小さな暖炉に消えそうなくらいの火が灯っていた。火元はこれに間違いなさそうだ。その横にあるダイニングテーブルの二つしかない椅子には誰も座っていない。  いったい、家主はどこに行ってしまったのだろう。もしかしてシャワールームだったりするのかな。そうであれば、私の思い過ごしだったかもしれない。もう少し待ってみて、もう一度ドアをノックしてみたら案外すんなりとドアが開けられるかもしれない。  これ以上中を覗くのは止めよう。窓から視線を下にずらそうとした時、玄関付近の床に洋服が落ちていることに気が付いた。黒いTシャツのようなもの。その下に、スラックスまで落ちている。もし家の中が土足だとするならば、床に洋服を置くなんて不自然だ。  よく目を凝らして見てみると、なんと黒いTシャツからは白い腕が伸びていた! 首元にはしっかりと白髪混じりの頭も付いている。紛れもなく、人が床で倒れていた。  慌てて窓を叩くも、その人は少しも動かない。何度も何度も平手で窓を叩いた。それでも倒れた人はピクリともしない。これはいよいよ大事だ。ドイツで救急車はどうやって呼ぶのだろう。手と喉元が震える。  もう一度だけ玄関を確認するために表に回った。ドアノッカーを強く叩き、耳をドアに張り付ける。中で人が動く気配はなかった。ドアノブに手を回す。  回るはずがないと思っていたそのドアノブは、思いがけずにくるりと回転した。ドアが手前に開かれる。  開かれたドアのすぐ手前で、男性が倒れていた。  「大丈夫ですか!」  駆け寄り、倒れた背中に声をかける。男性はうつ伏せになっているので心臓の動きが見えない。腕をすぐに取り、手首で脈をみた。こんなこと初めて行うし、手が震えるので中々脈が分かりづらい。  まずは私が落ち着かなくては。  男性の手を持ったまま、私は深呼吸をした。それからもう一度男性の手首に集中する。  やはり分かりにくさはあるものの、彼の手はしっかりと温かく、脈も打っているように感じられた。何より、落ち着いて男性を見てみると、背中が僅かに上下している。これは彼がきちんと呼吸をしている証拠だ。横を向いている口元に手を当ててみると、男性の息づかいがわかった。ほっと胸をなで下ろす。  ではなぜ彼はこんなところで倒れているのだろう。周囲を観察してみると、ソファの上に掛け布団と枕が出ていた。いかにもそこで誰かが寝るためのスペース。もしかして、男性は寝ていたのだろうか。  規則的な背中の上下運動に、スースーという微かな息づかい。安らかに落ち着いた目元。これらから推測できることといえば、睡眠以外に他ならない。  でもまさか、こんなところで倒れるように眠る人がいるだろうか。ソファまではあとほんの少しの距離だと言うのに。  もう一度ソファを見てみると、後ろの壁にポスターのようなものが見えた。                Schlaf                0~3                8~11                16~19  色褪せた紙に、手書きのような文字。最初の文字はドイツ語で「シュラーフ」と読む。単語の意味は、確か「睡眠」。  ではその下に書いてある数字は何の意味があるのだろう。0から19までの数字が、間を跳ばすようにして三つに区切られている。「睡眠」のあとにくる数字だから、時間を表しているような気もするけれど、それがどんな意味を持つのかがわからなかった。  すると、男性の手首を握っていた私の手が僅かに動いた。彼に視線を戻す。男性は苦しそうな表情を浮かべ、「うぅ、」と小さくうなり声をあげた。  「大丈夫ですか、しっかりして下さい」  初老の男性は手首を握っていた私の手を取り、反対側の手で床を押して体を起こす。手伝おうとしたけれど、手が握られているので何もできない。  それから、口元を覆った手で隠しきれないほど大きな欠伸を一つ、男性はゆっくりとかました。  「おや、おはようございます。お嬢さん」  床に座り込んだ私の体は脱力し、長い安堵のため息が男性の小さな小屋の中に充満した。               *  「ご心配をおかけしてすみませんでした」  初老の男性がダイニングの椅子に座る私にハーブティーを差し出してくれた。カモミールの優しい爽やかな香りが鼻腔を刺激する。ソーサーの上には小さなクッキーが一つ乗っていた。  「いえ、こちらこそ、勝手に家の中に入ってしまってすみませんでした」  自分の前にもティーカップを置きながら、男性は椅子に腰掛けた。笑いながら片手を顔の前で振る。  「いえいえ、お嬢さんが謝る必要はありませんよ。無防備な姿を晒してしまって、お恥ずかしいかぎりです」  男性はカップに手をかけて、ハーブティーを啜った。髪の毛と同じ桑色の凛々しい眉毛が湯気の向こうでとても気持ちよさそうに上下する。どうぞ、と手で合図され、私もティーカップを手に取った。薄く黄緑色に色付いた液体が喉を流れていく。身体が浄化されていくような清涼感のある味だ。  目の前に座る男性は終始穏やかな表情を浮かべている。私に話しかける声色は優しいけれどもよく通る声。昨日森の中で団体客を相手に話していたのは、この人だったと記憶が重なる。  そしてこの男性がこの家に住んでいるということは、私の探している妖精さんはここにはいないということを示していた。  「それで、何かご用があっていらしたのではないですか?」  男性の声に私ははっとし、カップをソーサーに戻してから口を開いた。  「あの、庭先の物干し竿にかかっていたこのハンカチですが、実は昨日私が森の中で落とした物なのです。  大切なものなので、できれば返していただきたくて。あ、もちろん拾っていただいたお礼はさせてください」  「ほう、そうでしたか。  それは確かに僕が昨日拾ってきたものです。もちろんお返ししますとも。お礼なんて必要ありませんよ」  「本当ですか、ありがとうございます。  洗濯までしていただいて、なんとお礼を言ったら良いか……」  「リスか何かの小動物にいじられてしまったようで、泥が付いて汚れてしまっていたのです。ですから勝手ながら洗濯をさせてもらいました。ちょうど乾いていて良かった。  お気になさらないでください。森の中の落とし物を管理するのも僕の勤めですから」  男性はにっこりと微笑んだ。  「ゆっくりとハーブティーを楽しんでいってください。それからクッキーも。私が焼いたので美味しいですよ」  男性の話す言葉は流暢で丁寧な日本語だけれど、よく見ると純粋な日本人という顔立ちではないようだ。眉間の位置から隆起した高い鼻に、くっきりとした大きな二重。自然な桑色の髪の毛には白髪が混ざっている。どことなく、その顔立ちは私のもつ妖精さんのイメージと似ていた。幼い頃の記憶なのでだいぶ曖昧だけれど、間違いはない。真っ白い素肌に、柔和な顔立ち。茶色い瞳までそっくりだ。  「あの、」  突然話しかける私を、男性はカップに口を付けたまま上目遣いに見る。  「私、この町に十七年位前に住んでいたことがあるんです。三年間だけ、お父さんと一緒に暮らしていました。  その時に、森の中で日本語の話せる男の子と出会ったんです。彼は、えっと……、その時たぶん十歳くらいだったかと思います。  私、その人のことを探しているんです。ご存じありませんか」  男性は一瞬きょとんとしていたけれど、だんだんと元の柔和な表情を取り戻した。それから、柔和を通り越して笑顔になる。ふふっと口元に手を添えて笑った。  「やっぱり、そうだったんだね」  そう言って、また男性は笑った。  「え、あの、やっぱりって?」  そう聞くと、男性は笑うのを止めた。急に真面目な表情になるからどきりとする。  「あのハンカチを見つけた時、もしかしてと思ったんだ。葉っぱの刺繍がしてあったから。それに、実は昨日の昼間に森で僕たちの様子を伺う君を見かけていたんだけれど……、その時も君は大きな葉っぱの耳飾りを付けていたよね。  そうか、やっぱりそうだったのか。こうして会ってじっくり見つめ合っていると、確信してくるよ」  突然フランクに話し始め、一人で納得している男性に戸惑う私。彼は妖精さんの親戚か誰かで、私の話を妖精さんから聞いていたということだろうか。  いや、そうではなさそうだ。誰かから聞いていたというよりは、まるで彼自身が妖精さんであるかのような話しぶり。でも、そんなはずはない。妖精さんはあのとき十歳くらいだったから、今は二十七歳前後のはず。目の前の彼とは倍以上も年齢が離れている。  何が何やらわからない様子の私を見て、男性は困ったように笑った。  「君は、葉ちゃんだよね。十七年前、毎日この森で男の子と遊んでくれた女の子」  「え?」  「混乱させちゃってごめん。  僕は、Sylvanです。森に住む精霊で、葉ちゃんが言うところの、妖精」  「あ、え?」  「久しぶりだね、葉ちゃん」  その時、雲に隠れていた太陽が姿を表して窓から強い光が射し込んだ。太陽光に照らされた男性の瞳が、樹液みたいに美しく光る。それでわかった。似ているんじゃなくて、彼が妖精さん本人であるということを。  けれども、年齢がどうしてもマッチしない。若白髪ということでは済まされないくらいに妖精さんはしっかりと年を重ねているように見える。指の皺は深く刻まれ、首の皮膚はよれている。私が幼い頃に遊んでいた妖精さんは確かに背が高かったけれども少年だった。こんなに早く年をとっているはずがない。  目の前の妖精さんはまだ困ったように笑っていたけれど、私の後ろを指差して言った。  「あれを覚えているかな」  指差された方向を向くと、壁に額縁がかかっている。リースのように輪っかに編まれた草花が、押し花にされていた。そのリースはどこか歪で、綺麗な輪になっていない。  「綺麗に咲いているお花は絶対に摘まないでって、君は言ったよね」  それは私が妖精さんに言ったはずの言葉。他には誰も聞いていない。花冠を二人で作った時の大事な約束。  「これで僕が妖精だってこと、信じてもらえたかな?」  私は黙って頷いた。  「ありがとう」  そう言ってから、真面目な表情で私と対峙する妖精さん。何か大事なことを妖精さんは話そうとしている。重く張りつめた空気の中、私は開いた口をしっかりと閉じて唾を飲み込んだ。  「どうしてこんなに年を取っているんだろうって思っているよね」  妖精さんがゆっくりと話し始める。  「自分と大差なかったはずの年齢の男の子が、今や倍以上年の年の差のあるおじいさんになっている。当然の驚きだよ」  私は、何も言えなかった。   「体内時計ってあるでしょう。24時間周期の生活リズムを体内で調整する時計。24時間で一日が回る外の世界に合わせて、自分の体をコントロールするためのしくみ。そのしくみが、僕の場合はどうやら早すぎるみたいなんだ」  妖精さんは胸の下に両手を当てた。まるでそこに妖精さんの体内時計が眠っているように。  「僕の中の時計は、24時間ではなく、8時間を一日ととらえるの。物心付いた時からずっとそう。僕にとって、太陽は8時間のうちに昇って沈む。例え世界がそうではないとしても、僕の一日は8時間なんだ」  私は何気なく妖精さんの腕時計を見た。よく見ると秒針の進む速度が壊れているかのように早い。ほとんど疾走しているような早さで盤の上をくるくると回転している。  「あの紙に書いてある意味が、葉ちゃんにはわかる?」  妖精さんはソファの後ろに掲げられたポスターを指差した。                Schlaf                0~3                8~11                16~19  「いえ、わかりません。  でも今のお話から想像すると、外の世界に合わせた妖精さんの睡眠時間を示しているのでしょうか」  「そう、その通り。  僕は一日の8時間のうち、およそ三分の一である3時間程度眠るんだ。その時間を24時間周期に合わせると、だいたいあの時間になる。  どんなに頑張って起きていようとしても、睡魔には勝てずにあの時間になると寝てしまう。僕の体内時計は頑固で絶対なんだ」  信じられないような話だけれど、私には信じる他になかった。小さかったあの男の子は、私より三倍の早さで年を重ねて今目の前に座っている。  「妖精さんの体内時計はハードワーカーなんですね」  勤勉で真面目、まるでドイツ人の特徴そのものだ。  「そうに違いないね」  妖精さんは笑った。  「私がここに着いたのは10時過ぎでしたから、ちょうどお休みの時間だったのですね。  それにしても、床で倒れるように寝ていたので驚きました」  「そうだよね。本当に申し訳ないと思っているよ。  いつもならちゃんとソファで眠るんだけど……。今日だってソファで寝ようとしていたのだけれど、その直前にドアの鍵を閉め忘れていたことに気が付いたんだ。それで鍵を閉めようと立ち上がったのは良いものの、ドアにたどり着く前に眠りに落ちてしまった。  というわけ」  「そこを私が見つけてしまったのですね」    「そういうこと」  妖精さんは恥ずかしそうに笑って、それからカップのハーブティーを啜った。  私はテーブルの上の自分のために出されたハーブティーを見つめる。  体内時計が人の三倍の早さで動いているのなら、私にとってのこの十七年は妖精さんにとって何年になる?   かける3で、五十一年も経っているということだろうか。半世紀なんて、途方もない時間だ。私が生まれてから今まで過ごした時間を二倍にしてもまだ足りない。  頭では計算できても、気分はふわっとして安定しない。「僕たちが今見ている星の輝きは、実は何百年も前に放たれた光なのですよ」と理科の先生に教わった時と同じくらいに実感がない。時間の長さって世界中の誰にとっても等しいものだと思っていたけれど、どうやら違うみたいだ。  妖精さんの時計の針をもう一度盗み見る。  その秒針はやっぱり一生懸命に走っていた。

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