ヒューマンドラマ 全21話 完結済み 第3回ステキブンゲイ大賞応募作
仕事で東京から地方都市へと転勤になった餅谷元(もちやはじめ)は、自分の歓迎会で泥酔して動けなくなっているところを同僚の飯田樹(いいだいつき)に助けられる。
畳の匂い、猫のひげ、サンルームに差し込む陽のひかり、炊き立ての白米と味噌汁の湯気。初めて訪れたはずの同僚の家で元は妙な心地よさを覚え、樹の家へ入り浸るようになる。
違う土地で重なることなく生きていたはずの二人は、同じ食卓に着くとずっと昔からの知り合いみたいにどんな話しも尽きなかった。
子どもの頃の自分に言ってあげたかった言葉、忘れたい記憶の中に埋めていたもの、流した涙の味を食卓で分け合うことで元は自分の人生と初めて向き合うことになる。
目次
春逃1-1
2023/01/30 13:09
春逃1-2
2023/01/30 13:11
畳の匂い、猫のひげ
2023/01/30 13:13
飯田家の朝食
2023/01/30 13:13
サンルーム
2023/01/30 13:13
銀河鉄道
2023/01/30 13:14
経理の飯田さん
2023/01/30 13:15
餃子包みは人を喋らせる
2023/01/30 13:16
三大欲求を凌ぐ
2023/01/30 13:16
同級生だったのなら
2023/01/30 13:16
母と二人の父
2023/01/30 13:16
いつでもいい
2023/01/30 13:16
ミートソースと未知数
2023/01/30 13:25
発酵といういのち
2023/01/31 01:38
夏休み1-1
2023/01/31 08:05
夏休み1-2
2023/01/31 08:05
夏休み1-3
2023/01/31 08:05
一本の電話
2023/07/23 13:44
17歳
2023/07/23 13:44
父の人生
2023/07/23 13:45
【最終話】湯気を辿る
2023/07/23 13:45
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