見送る空としゃぼん玉
ヒューマンドラマ 全1話 完結済み
大好きなばあちゃんが死んだ。96歳だった。 こんなにも急にいなくなるなんて思わなかった。 土産話ひとつ持参できなかった俺は、押し寄せる現実から逃げるように、故郷の公園のベンチで寝そべっていた。 「やっぱりここにいた」 就活真っ最中の俺は、大人びたしぐさの中学生の女の子にときめいた。 彼女と一緒に見上げたあかね空には、しゃぼん玉が飛んでいた――

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