週刊ナイト 令和元年5月13日号 【連載スペースへの掲載】 いつも作品を楽しみにして下さっている読者の皆様へ。 佐藤巽です。 今週号は突然休載させて頂き、誠に申し訳ございません。 今後、よりご満足して頂ける作品をお届け出来るように充電していました。 さて、この場をお借りして、一通の手紙を掲載させて下さいませ。 手紙の宛先は「親愛なる貴女」に留めさせて下さい。差出人は僕、佐藤巽です。 僕の我儘で、個人的な手紙をここに晒すこと、大変悩みました。 しかしこんな女々しい僕も「佐藤巽」であること。読者の皆様へ晒す覚悟をお含みおき頂けますと幸いに存じます。 前略 親愛なる貴女へ。 僕は、真正面から貴女の幸せを願い、貴女への想いを前向きに昇華させているところです。 僕は貴女を愛しています。貴女に何度救われたかわからない。 貴女を追いかけて受験勉強を頑張った高校時代、貴女との糸が切れた大学時代、そこからまた糸が繋がっては切れて、切れては繋がってを繰り返した日々。 全て僕の宝物です。 …僕の先日の醜態は、全て忘れて下さい。 貴女への想い…それらを全て昇華すべく、僕は連載に集中します。 許されるならば、これからも佐藤巽のファンでいてくれますか? 今後、貴女と「島」での日々の脚本を紡げる日が来ますことを祈ります。 どうかお幸せに。 草々 読者の皆様。 改めましてこのような僕の個人的なお手紙をこちらのスペースに掲載したことをお許し下さいませ。 先週、僕に何があり本日号が休載へと至ったのかは、推して知るべしと言ったところでしょうか。 頭脳明晰な読者の皆様の推測は、概ね正解でしょう。 さぁ、これにて佐藤巽、完全復活宣言です! 来週からパワーアップした連載をどうぞお楽しみに! 僕の我儘な提案を許諾してくれた編集長と中山。 ごめんなさい。そして感謝しています。 この恩は今後素晴らしい作品を紡ぐことにより返していければ幸いです。 佐藤巽
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