100回継ぐこと
[080:幽八花あかね]

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週刊ナイト編集部気付 佐藤巽先生 佐藤巽先生、こんにちは。 いつも連載を楽しみにしています。電子書籍で購読することが多くなっていた私ですが、先生の漫画は紙の雑誌も単行本も読んでいます。 パワーアップしたお話はますます面白く、読んでいる間は、文化祭や結婚の準備に忙しい日々の疲れを忘れる程です。 5月13日号の手紙、何度も読みました。あの手紙を読んで、思い出したことがあります。高校生の頃、演劇部のみんなで観に行った劇のことです。 あれも、二人の人間がやり取りした手紙を台詞として進む劇でした。役者は二人。 私が書く脚本も、あの劇のように、いつか誰かに演じてもらえるのだろうか。思い出したとき、そんなことを考えました。 役者は一人か、二人か。舞台は寒い体育館か、どこかのホールか、あるいは海辺や小高い岩場、「島」なんかでも演劇はできますね。 実は、私の夢は脚本家になることです。こうして何か言葉を紡ぐことが、脚本の完成に繋がるのではないかと思い、今日も筆を執っています。 ハッピーエンドかバッドエンドかはまだ分からないけれど、最近、ある予定を立てました。令和二年三月末、入籍。予定を立てて書く方が、脚本もうまく進む気がします。 長らく巽先生のファンでしたが、こうしてファンレターとしての手紙は初めてで、実は少し緊張して書きました。失礼があったらすみません。 不定期な文通を長らく続けた経験はありますが、文通相手への手紙として書くときとは違うものですね。その人とはしばらく会っていないので、今度は結婚した後に会いたいな、と思います。私の立場が変わってから再会したら、脚本の執筆に良い刺激を貰えるような気がして。 巽先生の紡ぐ物語の登場人物のように、私も葛藤しながら前に進む人間でありたいです。連載、これからも楽しみにしています。応援しています。ご自愛ください。 令和元年10月13日 これからも巽先生のファンでいる予定の、一人の高校教師より

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