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退屈な午後
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ささやか
純文学
全5話
連載中
第1回ステキブンゲイ大賞応募作
人生が退屈なら歌えばいいと誰かが言っていたはずなんだけど、その誰かが誰なのか思い出せず、けれども教えてもらった歌だけは覚えていたので、おおブレネリ、あなたのおうちはどこ、わたしのおうちはスイッツァランドよ、きれいな湖水のほとりなのよ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、と歌った後、僕は靴を履いた。
#不条理
#狂気
#日常
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目次
彼女は「ゴキブリ、ゴキブリ!」と嬉々として素手でゴキブリを掴んで食べ始めた。
2020/06/09 13:07
警官はとても偉くて、逆らったら絶対殺されるので僕はおとなしく足を止めた。
2020/06/10 13:00
大泣きして思い切り抱きついてみたけれど彼女はただの電信柱だったのでとても冷たかった。
2020/06/11 09:50
アルマンコブハサミムシが尻尾のハサミを振り回して絶叫した。
2020/06/12 10:36
日記を書き終えた僕は糞をしてから寝ることにした。
2020/06/13 10:08
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