『ステキブンゲイ』について考えてみた
巷にあふれる作品の海で溺れないために~本屋を回って思ったこと

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 皆さま今晩は。最近、何か忘れているのではないかという思いと常に戦っている、忘却恐怖症のたいら☆ごうです。  それにしても、世の中には随分多くの作品があるようで、日夜ステキブンゲイに投稿される作品だけを数えても、膨大な数になりそうです。  これが大手サイトなんかでは、もっと多いんですよね。いやあ、驚くべき数字。  で、ですよ。そのような小説サイトに作品を投稿している方の多くは、作家デビュー=書籍化を目指している。そう思っていました。いや、多分、そうなのでしょう。  ところがです。ここ数日、本屋を回ってみました。小さいところから大きなところまで。  そこで見たものは、書籍棚に並ぶ膨大な数の本です。これらの本を書いた方は、どうやって本の出版まで到達したのでしょう。  その仕組みはよくわかりません。これらの方は皆何かしらの賞を取っているのでしょうか。  そうだとしたら、世の中にはたくさんの賞があるのでしょうし、そうでなければ、賞と言うものはやはり、ミシュランの☆でしかないということなのでしょう。  そのどちらなのかは、世間に疎い私では分からないのですが、結局のところ、一冊の本を出したところで、この圧倒的な本の大群に飲み込まれ……まさに大海嘯のよう。  金色の野に降り立つ青き衣を着た者を探しに行かなきゃ!  ということで、私の行動範囲の中でも一番大きな本屋で、いぬじゅん先生の『叶わない恋を叶える方法』をようやっと探し出し、購入しました。  新刊ではありましたが、「文芸・日本作家」の棚の、作家あいうえお順の「い」のところに、縦に差してありました。  平台に置けよ、平台に!  とか切れたりせずに、探して持ってきてくれた店員さんにお礼を言ってレジへとGO!  昔、本屋でバイトをしていたことがあるので、仕入れと陳列について幾分かは知っています。書籍は次々に発行されるわけですから、よほど「推し」でもない限り、流れ作業で棚を入れ替えていくのでしょう。  価値観が多様化する現代において、書籍も多様化せざるを得ず、結果これほどの種類の本が出版されている。その中では、書籍を発行するだけでなく、宣伝も重要なのですが、それには書店の協力も必要なのです。  ステキチャンネルで、書店の方をゲストにお招きしていたことを思い出しましたが、なるほど、そのようなつながりはとても重要なのでしょう。  出版社も作家も、発売の時が勝負。  そういう観点からすれば、サイト独自の購買ページで、サイト独自の作品を売り出すのは、意外に効率のいい方法のような気がします。  それを個人で行うのはしんどいですが、集団で行い、利益をあげていく。  その中から、スタァが誕生すれば、さらにサイトの知名度も上がり……  このように、小説サイトとしては、「まだサイトを利用したことのない人をどう呼び込むか」と「世に送り出した作品をどう売るか」が経営戦略になりそうですが、そんなお話は今日(11/19)のステキチャンネルでお話しされているのかもしれません。仕事があったので、これからゆっくり見たいと思います。  それに対し、作品を生み出す側としては、いいものを生み出すだけではだめで、「どうやって自分を目立たせるか」が重要なのでしょう。  なぜって、これだけたくさんの書籍があるのであれば、当然いい作品もたくさんあるに違いないからです。  そんな話も、以前のステキチャンネルでありましたね。  何かしらの賞を取るだけではだめで、二冊目、三冊目を出版できるかどうか。  どうなのでしょう、本屋の棚を見ると、見知らぬ名前がいっぱい並んでいて、この人たちはどのようにデビューしたのか、ちょっと不思議です。  あ、でも、キャプテンの本もありました。ちょっと嬉しくなりました。もしここに自分の名前があったら、うれしいのだろうなと思ったりします。  あー、でも、前にも言いましたでしょうか。私は、一般文芸には全く興味がありません。それっぽいもので読んだ本と言えば、ノルウェイの森くらいしか思いつきません。  ミステリーは多いですね。愛好者が多いのでしょうか。  歴史小説も、棚が広かったように思います。  「幻想文学」なるものが結構並んでました。こういうのはいいですね。  こういうのを見ると、需要の高いものが何なのかが見えてきそうです。消費者の需要ということに関しては、本屋さんが一番詳しいのかもしれません。    翻って。  自分だけの「ユニーク」を持たなきゃいけないなと思ったのですが、それに需要があるのか、疑問です。資本主義においては、需要が無ければ、供給できないのですから。  とりあえず、書いて書いて、晒して、読者の反応を見るしかない。  創作とは、そういうものなのでしょう。  自分が書く各作品に需要があるのなら、出版社からお声がかかるかも?  賞の選考状況とか、気になったりもするのですが・・・今は書き溜め期間になってしまっていて、どこにも投稿してないんです。リアルの仕事も少しバタバタ。  でも、ちょっとサイトが静かになっているような気がしますので、枯れ木も山の賑わいとして、エッセイだけでなく、小説ももう少しステキブンゲイに投稿したいなぁと、思った次第です。  あ、そうだ!  表示欄の配置が換わりましたね。  上から「ピックアップ」「人気」「公式」「新着」という風に、新着が下になりました。  んー、あまり変わらない?  新着に載る時間は、今は長くなってるので、投稿しどきですよー。  あ、そうだ、そうだ。  締め切り間際に投稿した掌編は、目立たなかったのか需要が無いのか、あまり読んでもらえてません。ここで、宣伝しておきましょう。 『夏の終(つい)、森に響くは鳥の歌声』という作品です。これ、見出しの「ひぐらしも、鳴くのを止める」を上の句にして、短歌になっているんですよ。  おしゃれ? おしゃれ?  いいんですよ。自分で言わないと誰も気づいてくれそうになかったんで、言ってみただけです。内容の宣伝は一切ないという、はい、宣伝でした。  ということで、今日はこの辺にしておきましょう。  みなさま、次回もまた、レッツ・ブンゲイ!

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