君を胸に抱いて眠りに落ちてしまったこともあったっけ……
愛しい愛しい僕のかけがえのない君。
この狭い空間で過ごさなきゃいけなくなった。
外出もままならない。
孤独が僕に襲いかかって気が変になりそうさ。
だけどね、君がいるから何とか持ちこたえているんだ。
こんな僕の孤独な心を埋め合わせてくれる。
君だけが救ってくれる。
君だけが僕の拠り所なんだ。
君無しでは少しも耐えられそうにないよ。
「ねえ、約束してくれるかい?」
これからも僕の呼びかけに答えてくれるって。
僕は何度でも君の名前を呼ぶよ。
「いいかい?」
──何度でも……
──何度でも……