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「よく考えたら僕の彼女だよ」 「そうだったわね」 「楢橋さんとなら一緒に住んでもいいですよ」 と、メイちゃん。 「そうなの?なら住もうか?」 「実家の親に会ってくれません。それで話を」 「いいよ。近いうち行きます」 「何よそれー」 ふてくされるともり。 「ともりなんか情報ないのか?呼んでおいて」 「そういえば、今同じ大学の人に言い寄られてる」 「なんだそうなのかい」 「でも男興味ないじゃない?でもすごくいい男なのよ」 「なんなんだい?」 「スキー部の人でナンパされちゃった」 「付き合えば?男嫌いって言ってないで」 「そうですよ。女性の同居人見つけるのはかなり難しいですよ」 「私もねえ、ちょっと相手してもいいかなって、少し話したんだ」 「それで?」 「白樺さんは、僕には女神に見えるって」 「首の後ろが痒くなる話ね」 「なんかロマンチストなの。ニセコで満点の星空を一緒に眺めたいって」 「眺めにいってこい」 「いってこい」 「ニセコ寒くて遠いじゃない」 「なにも冬に行かなくていいんだよ」 「そうか。スキー部だから冬かと思った」 「付き合ってみたら?」 「そうですよ。悪くないんでしょ?」 「うーん、考えてみる」 「おっ、そうか!」 「ねえ、ところでさ、宇佐美さんはどうしたのよ」 「この子とデートしてるのバレた」 「あんたアホなんじゃないの?彼女いるのに。プレイボーイか?」 「どうとでも言ってくれ。僕はそんなやつさ」 「高校モテなかったのにね」 「彼女いたぞ」 「少しの間よね。あんた人気なかったもんね」 「うふふっそうなんですか?」 「クラスの不人気ランキング1位よ」 「あははは!私今その人と付き合ってるんだ!」 「もういいよ」 「でもステキですよ楢橋さん。一緒にヒルズの展望台つきあってくれて」 「こいつが?」 「優しいんですよ。でもそのせいで元カノに振られちゃったけど」 「その宇佐美さんもなんでかね?」 「うるさい!」 ともりは昔の僕を知ってるからな。おまえだって青くさいお嬢ちゃんだったじゃねえか。 三和子ちゃんちに行く時間になったので二人にさよならした。彼女らはもう少し話すそうだ。 「ラブホテル行くの?」 三和子ちゃんが聞いてきた。 「いくけど?」 「いつ?」 「都合のいい日でいいよ」 「日曜はダメよね宇佐美さんとデートだから」 「日曜いいよ。宇佐美とは別れた」 「そうなの?なんで?」 「うーん、それは言えない」 「なんで?他の子に手を出した?」 「なんで分かるんだ?」 「内緒にさせてくれって、それ大体分かるわよ。浮気ね。でも私は構わないわ。なら日曜明後日行きましょ?」 「うん」 「どこのホテル?」 「新宿でいいんじゃない?」 「分かった!ついに処女喪失ね。その相手が先生だもんね。最高よ」 「僕もその役をかってでるのが嬉しいよ」

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