八月三十二日のトワイライトブルー
symphony∞
symphony∞ 懐かしい川辺 キラキラキラキラと、陽の光が水面に反射する。 それはまるで、別世界への入り口のように、私を出迎えてくれていた。 足を入れると、くるぶしまでの水の浅いその川は、誰もいなくて静かだ。 懐かしい心地のする、静かな川。 「ありがとう」 そう呟くと、涙が一滴、水面に当たって弾けた。 その瞬間に、世界は光輝いて消えた——……。 ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ 八月三十二日のトワイライトブルー
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