花時雨の魔女の雨奇晴好
2
3
ファンタジー 全25話 完結済み
自分の人生は、ハズレくじを引いたようなものだと思っている智秋は、両親に理由も知らず置いていかれてしまい、いつか来るであろう「迎え」を待ちながら、児童養護施設で暮らしていた。 智秋の前に、ミアと名乗る綺麗な瞳を持つ女性が「サトオヤ」になると現れた。 ミアは、別の世界からきた魔女であった。 智秋を魔女の眷属にして、一緒に暮らそうと誘う。さみしさに耐えかねていた智秋は、ミアの誘いにのることにした。 ミアに連れられて、巨大な樹、世界樹が支配するアルブルの国へ智秋は足を踏み入れる。 そこは、魔法を使うものと人間が暮らす世界。 ミアは、大変気まぐれで強い力を持つことから「花時雨の魔女」と呼ばれていた。 ミアがなぜ智秋を眷属にしたのか、それには智秋には言えない秘密があった……。

作品をフォローするには、
ログイン または 会員登録 をする必要があります。

目次
応援コメント
0 / 500

コメントはまだありません