ファンタジー 全5話 連載中
小さな森の奥深く。人目を憚るように潜む小屋で、その“手品師”たちは暮らしていた──。
無愛想で、実は優しい魔法使いのマルス。優しいけれど危なっかしい真澄。
ふたりを結ぶのは、マルスの元契約者との約束。
『次に君が出会った人と、友達になって欲しい』
足の不自由なマルスの介助をしながら、真澄は彼と不器用に友情を紡いでいく。
ほっこり切ない、優しい魔法の物語。
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「僕は魔法使いじゃない。……ただの手品師だ」
マルス(??歳)
自称“手品師”の美しい青年。ぶっきらぼうで気まぐれですぐ怒るが、根は優しい。
「ま、魔法使いと契約って……何をすればいいんですか?」
阿佐ヶ谷真澄
穏やかで優しい青年。主人公。ちょっぴり無謀でおっちょこちょい。マルスと契約して足の不自由な彼の介助をしている。
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