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真偉の夢占い・わがまま少女2

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 島峰さんは、真偉に2度会っていると言い。 兄は大学祭の時は、必ず、1度は真偉を連れて行ったので、研究室で会ったと言う話は事実だろう。 真偉も、研究室で先生達に色々な質問をしたことを覚えていたが。 黒い髪と白髪では、印象が随分違うはずで。 その頃、島峰さんは、今のような白髪ではなかったのだろうと思った。 「小さくて、聡明な。 」 島峰さんは、真偉のその印象を思いだし、出来れば、預かる事になった藍子ちゃんの家庭教師、兼、友達、兼、話し相手になってやって欲しいとの願いだった。 担任の先生に、札幌に慣れないせいかもしれない、友達代りの家庭教師でも雇ったらと言われたそうで。 しかし、女子大生を頼んでみたが、1人目も2人目も、、顔を見たとたんに、 「キライ! 帰って! 」 「気持ち悪い!! 」 と、なり。 真偉は、一応、引き受ける事にした。 休みの日しか行けないので、土曜日か日曜日にと決め。 翌日は、子どもの日で休日、外出しないと島峰さんは言うので行ってみることにした。 自分もすぐ、大キライと言われるかもしれないが、それならば、それで終わりにしようと。 交通費の他に時給3千円。 真偉は、特にお金が欲しい訳ではないけれど、自分で働いてお金を得てみたかったので。 真偉にすると、珍しく積極的になっていた。 夢占いはボランティアのようなもの。 翌日は快晴になり。 真偉は兄の車で送ってもらい、札幌では、一般に円山地区と云われている地域にある、島峰さんの家に。 奥さんが亡くなった、主婦がいなくなった家とは思えないほどに、掃除が行き届いていて、島峰さんの几帳面な性格を推測できた。 藍子ちゃんは、ベリーベリーショートヘアがよく似合う、なんとも、愛くるしい女の子だった。 「挨拶をしなさい、、本郷真偉さんだよ、、」 挨拶もしないのかと想像していた真偉だったが、藍子ちゃんは、真偉の顔をじぃーと、しばらく見て、 「藍子です。 ママが藍色が好きだったの、それでね、私が生れて、藍子って、名前付けたって。 まい、、って、どんな字?」 真偉は、ほっとした。 藍子ちゃんは、言葉と心が一致している。 真偉は、自分の名前の漢字と由来を、教える。 わがままどころか、とても、利口な子だと思った。 真偉は藍子ちゃんを、大好きになってしまった。    🥀🥀🥀

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