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真偉の夢占い・哀しみの出口1

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 仲良しになった。 気が合う、縁があるとは、このようなものかもしれない。 真偉は、初日、いやいや、一目見て、藍子を大好きになってしまった。 小さな妹のようにも思えた。 また、心の声を聞ける真偉は、藍子の声も聞いていて。 小さな藍子が、大好きだったお祖母ちゃんが亡くなり、続けて、母親が海外で事故で亡くなり。 悲しみのどん底にいた事、、父はいつも、いつも忙しく、藍子の世話は家政婦を雇って、なされていて。 どうしようもない事、父には仕事があって、仕事をしなければ、生活が出来なくなる事も、藍子は、頭では、理解していて。 父も、藍子と同じように、悲しく、悲しみを忘れるためにも、仕事に没頭していた事、それらを、小さな、小さな藍子は、よく、理解していた。 札幌のお祖父ちゃんの所に預けられる事になって。 それは、それで良いと藍子は思っていた。 札幌は大好きだったから。 でも、札幌に来て、お祖母ちゃんは亡くなっていて、お祖父ちゃんは、悲しくて、寂しくて、口には出さないけれど、背中が泣いていて。 藍子は、どうしたら良いのか、分からなかった、だから、だから、口を閉じて、何にも話したくないし、 家庭教師なんて、いらないし、、お祖父ちゃんは、いろいろ、頑張り過ぎていて、、藍子はどうしたら良いのか、分からなかったから。 反抗的になったのかも。 お祖父ちゃん、ごめんね。 真偉には、小さな8才の藍子ちゃんの思いが、よく解った。 何よりも、自分が大好きだった人が亡くなって、また、お祖父ちゃんが亡くなったら、どうしたらよいのか。 藍子ちゃんは、自分の事ばかりを考えているワガママ娘とは、正反対の、お祖父ちゃんの寂しさを誰よりも理解している、心優しい少女なのだと。 そして、人を信じることも、甘えることも捨てようとしていた藍子は、一目、真偉を見て、大好きになってしまい。 話し掛けてしまった。 なにか、自分と同じ、何かは分からないけれど、同じ何かを感じた。 20才には見えない。 中学生くらいにしか見えない。 背中までの柔らかい髪、触ってみたい。 お人形みたいに可愛い顔して。 だけど、たぶん、お祖父ちゃんが勤めていた大学に行ってるって、きっと、頭もいい、、何となく、仲良くなりたかった。 お祖父ちゃんは、この人のお兄さんをよく知っているみたい、とても、誉めていた。          🥀

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