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 とぼとぼと帰路を辿ると、すっと夜の空に筆が流れる。  誰かが描いてるかのように、群青色の背景に流麗な斜線が浮かぶ。  瞬きの間の出来事は、空の芸術そのものだ。  壮大な自然の描写の前には、人の苦悩など路傍の石のようなもの。  くよくよしても始まらない。  明日もう一度頭を下げるか。

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