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 薄明を迎えると僕は使い古しのランニングシューズの紐を結ぶ。  うっすらと空が白む時間は、心がゆっくりと浄化されるようで好きだ。  駆け出す僕の前からポニーの尻尾をなびかせた人が来る。 「おはようございます」  にこりと笑むその人に、鼓動が急速になる。  これ走ったからじゃないよね?

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