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 世界が二色に美しく染まる時刻。  私はこの時間をどうしようもないほどに、愛おしく感じる。  情熱の赤に、静閑の黒。  まるで今から逢瀬を愉しむ恋人達を祝福する赤と、明日への英気を養う家庭人を癒す黒へ隔たれるようだ。  私が行くのは黒の世界。  愛する家族へ、父は今日もがんばったよ。

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