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「ケンケンパッ」と彼女が並木道の枯れ葉の上ではしゃいでいる。  童心に返るその様を見て心の鐘が激しかったプロポーズの日を思い起こし口元が緩む。  君は相変わらずだね。  僕らは潤わなかったね。  踏めばすぐ砕ける枯れ葉だった。  いま君の傍らは名前も知らないその人が潤わせているんだね。

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