ショートカレー ~140字のものがたり~
その笑顔は、あの頃のまま

小説を栞をはさむには、
ログイン または 会員登録 をする必要があります。

 別れた女だ。  男と子供と歩いている。  笑う声が聞こえる。  彼女は所謂尽くす女だった。  色々と手を焼いてくれた。  でも俺は重い女と罵った。  仕事の失敗を八つ当たりした、くそったれだ。  幸せそうな顔だ。  柄にもなく、嬉しくなる。  ふいに視線が重なる。  その笑顔は、あの頃のままだった。

応援コメント
0 / 500

コメントはまだありません