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 淋しい。  ふっと、その感情が頭を過る。  全国に拠点を持つ企業は辞令も県を跨ぐ。  もう半年か。  仕事と街に慣れるのに精一杯で、余裕がなく八つ当たりした。  ごめん。  その送信を躊躇う。  チャイムに呼ばれ、ノブを回す。  どうして。 「大丈夫か?」  私は彼に飛び込み、想いを直に送信した。

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