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 その路面電車は奇妙な光景だった。  乗客全員が頭を垂れている。  皆スマホに夢中だ。  じいさんまでもゲームに興じている。  時代の流れか。下ばかり見るな。  現実に目を向けろ。  俺は違うぞ、上を向いて歩く。  一歩踏み出すと、何かにつまづき倒れた。  視線が痛い。  上ばかり見ても駄目だな。

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