小説を栞をはさむには、
ログイン または 会員登録 をする必要があります。

 十年原稿用紙と闘い、夢の最終選考まで来た。  勝ち取ればデビューだ。  発表の日、俺はこのために生まれたのだと世界へ吠えた。  その夜、友人達が祝宴を開いてくれた。  知らない番号から着信が入る。 「文団社です」 「はい!」 「発表の間違いで、あなたは落選です」  俺は吠え、宴は猛る。

応援コメント
0 / 500

コメントはまだありません