小説を栞をはさむには、
ログイン または 会員登録 をする必要があります。

 スゥとつめたい風が肌を刺す。  コートのポケットからほどよい熱さのカイロを取り出し、頬の暖を取る。  ふと、ふわりと綿が舞う。  違う。  雪だ。  鈍色の空から今年最初のプレゼント。  高いヒールの踵を返し、近くのコンビニへ足を向ける。  今日は熱燗かな。  ベランダで銀に染まる街を肴にしよっと。

応援コメント
0 / 500

コメントはまだありません