みらいロボットの夢
エピソード10 第1話 新政権

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   宇宙資源採集実験直後、生珠銀河が、総理大臣に就任して新たな政権が誕生した。 生珠政権は、公約としていた人間ファースト政策に着手した。  先進諸国では、ロボット依存から脱して人間とロボットの住み分けがはじまった。 廃棄されるロボットを減らすため、ロボットの製造が一時的に規制される事態となり ロボット業界に暗雲が立ち込めたが、 そんな時でも、ゼウスニアは、 温暖化対策になるエコロボットを開発して荒波を乗り越えた。  その裏で、時の政権を裏で操り私欲を肥やして来た永田町の怪人、 エイ・ハイロンこと、栄龍二氏が、中国滞在中に謎の死を遂げた。 永田町の怪人の人生は書籍化された後、 偉大な政治家の一代記として国会図書館にデジタル保存されると同時に、 世界的なベストセラーとなった。 永田町の怪人の一代記を著した元首相は、 病を理由に、政界を潔く退き、ベストセラー作家に転身した。  2040年、弥勒ボートが、世界各国の登録者から集められた 免疫細胞を必要な患者に提供する 「免疫細胞バンク」を日本、アメリカ、ドイツに開設した。  一方、日本では、「血液バンク」の認可がおりた。 深刻な輸血不足をうけて法改正がなされて、日本国民は、満20歳になった時点で、 自分の健康な血液を血液バンクに預けて一定期間保存出来るようになった。 日本第一号の血液バンク開設メンバーの中に、あの押田保の姿があった。  

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