140字小説集
あかり2022/10/21
手のひらであかりが灯る。 あかりはボウッと小さな声をあげ、天に昇っていった。 夜空では無数のあかりが新たに天に昇るあかりを歓迎するように、小さな渦をまき、光輝いた。 地上では大人達がああ痛ましやと涙を流している。 泣くことはないよ。あの子は僕達の仲間になっただけだから。
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手のひらであかりが灯る。 あかりはボウッと小さな声をあげ、天に昇っていった。 夜空では無数のあかりが新たに天に昇るあかりを歓迎するように、小さな渦をまき、光輝いた。 地上では大人達がああ痛ましやと涙を流している。 泣くことはないよ。あの子は僕達の仲間になっただけだから。
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