あの頃僕らは
青春 全5話 連載中
 あの頃の僕らは、少しおかしかったのかもしれない。16歳。それはちょうど大人と子供の中間にあって、大人になりきれない、あるいは大人にはなりたくないという、その時期特有の青臭い何かが僕らを形成していた。  高校1年の夏、新しい校舎や新しいクラスメイトにうんざりした頃、僕らは何か楽しいことを始めたかった。あまりにも退屈だったから。  学校からの帰り道、僕らは古びたガソリンスタンドに描かれた壁画を見つける。 ーー刺激的で閉塞的な僕らの世界。それが全てだった。

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