オスカー・ワイルド「サロメ」インスパイア
高級娼館の娼婦であり、希代の踊り手サロメの元で、仲間の娼婦が、次々と殺される事件が起こるが、館の女主(マダム)は、客足が遠退く事を気にして、一切を封印しようとする。
幼馴染みである、美貌の奏者、ヨカナーンの謎の助言を足掛かりに、サロメは、犯人を突き詰めようするが、マダムが、自室で毒を盛られ、殺されてしまう。その場にいたのは、ヨカナーンのみ。
皆は、ヨカナーンが、全ての事件の犯人であると、言い出して、拘束してしまう。
サロメが一人、異を唱えるが、共犯にされそうになったところを、マダムのパトロンであり、サロメを気に入っている伯爵に救われ、事なきを得る。
そして、真の犯人が、サロメの前に現れて……。