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メイズラントヤード魔法捜査課
 聖歴1878年、メイズラント王国。産業革命と領土の拡大に伴って、この国は目覚ましい発展を遂げていた。街にはガス燈が立ち並び、電話線が張り巡らされ、自動車と呼ばれる乗り物さえ走り始めた。  しかしその発展の陰で、科学では説明不可能な、不気味な事件が報告されるようになる。真夏の路上で凍死している女性。空から落ちてきて、教会の避雷針に胸を貫かれて死んだ男。誰も開けていない金庫から消えた金塊。突如動き出して見物客を槍で刺し殺した、博物館の甲冑。科学の発展を嘲笑うかのような奇怪な事件を、人々は恐れた。  かつて魔法が実在したという伝説が残るこの国で、いつしか誰かがそんな事件を「魔法犯罪」と呼び始めた。メイズラント警視庁は魔法犯罪に対応するため、専門知識を持つ捜査員を配置した専門部署を設立するに至る。それが「魔法犯罪特別捜査課」であった。 ◆もともと、2008年頃にネーム(漫画の絵コンテ)を切ったきり放置していた作品です。本来は漫画で展開したいのですが描くための時間がなく、小説なら空いた時間にスマホでも書けるので、人生初の小説に挑戦することにしました。すでに3話までトータル20万字程度が完成しておりますので、こちらで順次アップロードしていく予定です。なお、カバーイメージのラフは作者自身によるものです。やろうと思えば、コミカライズも自分でできます。