売れない兼業作家でしたが異世界転生して超売れっ子作家になった上に、王子(プリンス)から求愛されています
売れない兼業作家の金子恵里は、交通事故に巻き込まれて呆気なく死ぬ。
だが恵里は、ニシラ国という独立したばかりの小さな国にエリザベスとして転生し、第三者の考えている事がわかる謎の”悟り能力”を身に付けていた。
転生したニシラ国では数年前、検閲が廃止されたばかりで娯楽小説が少ない世界。
この世界では、家庭教師として働いているらしいエリザベスは「物書き募集!」というフェリックス出版社の張り紙を見つけ、自分が得意な物書きも仕事にしようと考える。
フェリクス出版社のプリンスこと、編集者のラースと共に「創作は人生を豊かにする」という信念を持ち、まだ検閲の名残が強く残るニシラの国で奮闘する。検閲の名残から、まだ本を読む事を拒む人間の批判もあったが、辛い時は支えってあっていくエリザベスとラースは互いに惹かれ合う。
悟り能力を使用しながら、批判する人間の本当の"痛み"を理解しながらエリザベスは小説を執筆していくと、あれよあれよと人気が出て超売れっ子作家になっていく。
その評判は国王にも届き、終には王女カリーナの家庭教師に選ばれてしまうエリザベス。
緊張しながら王族が住まうニシラ城へと向かうと、何故かラースが本物の王子様(プリンス)として登場して?!
売れない元兼業作家のステキな、シンデレラストーリーの幕が今、上がる!
※本作は、小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルピア様でも掲載させていただいております。