《完結、冒険SF》 　忘却の都ノア――カノンの民が二度と帰り着かなかったという伝説の都。 　ノアはその伝説から名をとった縮れた黒髪の少女だ。ノアがタテガミと森で過ごしていると、背中に大きなネジのついたロボットが空からふってきた。五〇〇前に地質調査のため歩いていた彼は、やがて停止し長い年月とともに空へと絡め取られていた。 　ノアの家系は代々冒険家だ。父も長老である祖父も、ノアの都を探し求め世界中歩いた。ロボットは忘却の都ノアを知っていて、カノンの民の祖先が生きていると言う。しかもたった十二日ほど歩いた距離に……。 　彼をネジ式と命名しついていくことにしたふたりは、カニバルに幕屋を襲われ森の端で意識なく倒れていたモヒに出会う……。

2020年代後半の近未来。 小学生の間でmokomo（モコモ）というAIを搭載したロボットを連れて歩くことがブームになっていた。 モコモをクリスマスプレゼントに買ってもらった小学二年生の恵（めぐみ）は、モコモにアイちゃんと名付け楽しい日々を送るが… 表紙画像：装丁カフェ 【Update LOG】 11/2　大幅に改稿しました -------------------------------------------- 作：守山桜　https://pont.co/u/moriyama_s -------------------------------------------- ▽短編集も作りました。 ショートショートにコーヒーを https://sutekibungei.com/novels/ad375b9c-468c-4a76-b43b-a0dc29439deb ▽長編も書いています。（現在続編執筆中…） ワタツミ様にお願い https://sutekibungei.com/novels/4ffb8c86-3984-4bad-b974-1225b5db1e90

彼らロボットはいつか蘇る人類のために荒廃した住環境を復元しようとしてた―― 大災害により地上が住むに耐えない状況になった世界で、人類に先駆けて目覚めた環境復元用ロボットたちは現地の調査と復元を行おうとしていた。その一体であるスミスはある日、不可思議な黒い箱を見つける。故障したそれを修復する為に彼は色々と模索するが、やがてその箱の秘密にたどり着いてしまう。決して到達してはいけない、知ってはならないそれへと。 これはロボットがアレを知るまでの、小さな物語である。

マングースタクシー株式会社のタクシー運転手、ベルモンド黄金の夫はフランス人。 今日も東京の街をお客さんを乗せて走っている。 そんな中黄金はある殺人事件の騒動に巻き込まれてしまう。 黄金は彼女の家に住み着くモライモンという異世界から来たロボットの幽霊と協力してその事件の真犯人を探ることにするのだが…。全7話。(初公開は2023年春)

アンドロイドＡＩ学習施設に勤務する若き研究者の夏川大輝は、最新の女性型アンドロイドに「夏を教えてほしい」という依頼を受ける。 漠然としたものの学習は難しく、試行錯誤するが彼女は夏を理解してはくれない。 そこで彼は一計を案じる。 夏を理解した彼女を依頼人へと返し、うまくいっているように見えた。 だが数日後、依頼主が怒鳴り込んでくるのだった。

AIと、永遠の愛。

【しばらく会っていない同級生のその後とは。ＳＦ短編にして『魂の間合い』の続編！】中学時代の同窓会の幹事を引き受けることになった俺は、国のシステムを通じて級友に連絡した。その中で、二日市サムから「ＡＩ博物館へ来て欲しい」という妙な返事があった。そこで俺はそこへ向かうことにしたのだが・・・。 ※400字詰め原稿用紙換算枚数：24枚 ※非ラノベ作品です。 ※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ステキブンゲイ、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。 ■コメント ・先行して投稿したＳＦ短編『魂の間合い』の設定を流用して描きました。時間軸的には『魂の間合い』の10年程度のちの話になります。 ・もっと未来感を描けそうだったのですが字数の関係で省略しています。

ロボットが人間を監視するのではなく、働くロボットを人間が監視するお話。

ロボットが出てくるけどSFじゃない小説

親を失い学校に行けなくなった少年と、歪な笑顔を浮かべる家事手伝いロボット。ロボットは少年が学校に行けるように奮起するが空回りばかり。必死に演算を繰り返し、そして時折古い記憶に思いを馳せる。何度拒絶されても、ロボットは少年に寄り添い続ける。あの時交わした約束を果たすために。これは新しい、家族の物語。

　暗い裏路地に悲鳴が響き渡った。 　悲痛な響きを帯びた少女の叫び。 　警察所属の人型ロボット、ＰＡＢ―５２１は、今まさに凶行が行われようとしている現場に駆け付けた。 　彼がそこで見たものは――。 　近未来のディストピアに響く、鎮魂の物語。

　有井（ありい）美穂（みほ）は九十一歳の老婆だったが、老いた体で死にたくはないと、若返り手術によって記憶はそのままに二十代の体に甦る。 　若い体であれもこれもしたいことはあったが、怠け者の性質のせいで、バイトとアパートの往復だけの自堕落な生活を送っていた。 　自堕落な自分を変えるために美穂は、勤め先の店長の意を汲み取って変わる決意をし、紹介された介護付有料老人ホーム・アスターへ向かう。 　そこには、同い年でかつてパートナーだった梨川（なしかわ）彩香（あやか）が入所していたのだった。 ※アスターの花言葉は「変化」「追憶」「同感」「信じる恋」などです ※※この作品はpixivで開催されていた「第2回百合文芸小説コンテスト」に投稿していました

　少女アイが目覚めた時、すべての記憶が失われていた。父を名乗る男とアンドロイドに囲まれて、事故の後遺症を癒すために白い施設で療養する。 　空っぽのアイと父とキカイの、優しくて穏やかな生活。早くすべてを思い出して、父と築いた「家族」の関係を取り戻したいのだが―― 　 全八話の中編小説。

終った世界で、犬は老女の最後の願いを叶えたいと思う。 石嶋ユウ様主催、フィフコン参加作品。 夜明けがテーマの小説

その街には、嘘と本当がある──。 WEAVERのドラマー&作詞家としても活動する著者が放つ、世界で一番優しい物語(サイエンス・フィクション)。 人間とAIを持ったロボットが暮らす街・サンクラウド。天才科学者の息子・アルヒは、ひょんなことから幼なじみのサシャ、ロボットのクーとともに、街で最も高い建造物である「知の塔」に忍び込むことになるが……。運命に揺さぶられながらも力強く成長していく少年の姿を描いた長編SF。 ステキブンゲイ初の書籍化決定！ https://amzn.to/3fjbkmw

とある真夏の昼下がり、惨殺された男性の死体が見つかった。 犯人は、人間を襲わないはずの執事型ロボット。 その犯行の動機と真実とは―――。 2020.08.23　ピックアップありがとうございます。

結局のところ誰より終わりに囚われているのは…… 終わってしまった世界で、"愛の繋がり"の必要性を問う。 Twitter企画：誰かが引用rtで続きを書いてくれる お題：「結局のところ誰より終わりに囚われているのは」 ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv・ステキブンゲイ等に掲載しています。

150年ほど前、とある事故で封鎖になった地域の端に位置する閉鎖的なドーム。マスターを亡くして引き取られた犬型ロボット・ソラは、その施設で働く少年の姿をした人型の元救助ロボット・カナタと出会う。 世界は統一され、人々が百歳を超える寿命を手に入れて一見平穏な社会を築いているが、情報は巧みに操作されている。 ドームも心を持つロボットも隠された存在である。 助けに呼ばれない救助ロボットと、可愛がる人のいない愛玩ロボットのお話。 閲覧ありがとうございます。 ※なお物語の場所は架空の場所です。

突然、教師という職業が消える！？「ロボットの方が平等な教育ができる」という研究結果が出た。その結果を受け、政府が数年かけて学校の先生を人工知能ロボットに変える方針を決めた。それは果たして吉とでるのか？　それとも・・・

自然災害で立入禁止地区になった、りんご園を世話をするのは、一体のロボットだけだった。 マスターとの約束を守るロボットと、ふるさとから離れた人たちにラジオ番組を送るパーソナリティー。 季節は、美しい５月です。