綺麗だけれど不穏の雫を一筋垂らしたような物語を、140字ピッタリで紡ぎます。 残酷な童話風のダークファンタジーが多めです。 毎回ではないですが、BLやGL、人外、異形化、状態異常などの描写もあります。

白羽根の烏。 みんなの嫌われ者。 傷ついた羽根を広げ、出会ったのは一人の人間の女の子。 烏は祈った、神へ人間になりたいと。 神は問うた、そなたに業を抱く覚悟はあるか？と。 これは業を抱き、生き続ける一人の烏の物語。

片目の色が違う少女、セナ。 そのせいで異端者として迫害され続けていた日々。 それは唐突に終わりを告げる。 音から逃げた先で出会った美しい存在。 会話を交わしていると意識を失い、目を覚ますとそこは荒野だった。 大きな獣の出現によって死を覚悟した彼女は、一人の狩人によって命を救われる。 そしてセナの物語は動き始めた。 『重奏ヘレティカル』シリーズ第一弾となる今作。 これは異端者と呼ばれた少女が、自分のルーツを探す冒険ファンタジー。 毎週火・木。土曜日の19時40分の更新となります。 イラスト：てすん様

少しばかり不思議な目と力を持つ少年エッセ。 そのせいで彼もまた異端者として好奇の目を向けられる存在だった。 迫害とまではいかないが遠巻きにされていたエッセ。 彼は幼少期から孤独を紛らわせるために人形と遊ぶのが好きだった。 青年になり花屋を経営し、村でも友達ができ普通に暮らすことができていた彼に転機が訪れる。 『母親の突然の死』である。 そして彼女の遺書に書かれた通り、彼は領内の首都ブリドレイクへと足を運ぶ。 そこで彼を待っていたのは、奇妙な都市伝説と不思議な出会いだった。 『重奏ヘレティカル』シリーズ第二弾となる今作。 異端者幻想譚と同じ世界で繰り広げられる、雰囲気も一変した怪奇ミステリー。 どちらからでもお読みいただけます。 ストック分は毎週水・金・日曜日の19時40分に投稿します。 イラスト：てすん様

＜つないだ手の間には矛盾が潜んでいるけれど＞ 異形、それは人間を脅かすもの。 『白銀の悪魔』と呼ばれる異形の駆除を依頼されたアダンは対峙したその姿に息を呑む。 まるで人間の子供のような容姿。湖面に張った氷のような双眸に揺らぐ恐怖の色。 冷静な判断も、本能的な警鐘も振り切ってアダンが掴んだものとは──。 【文字数約13,000】 ※少年漫画程度の暴力、流血表現を含みます。

突然のチャイムに思わず身構える。 なんだ？　訪問販売か？ だとしたら居留守にした方がいいな。 なんせ俺は押しに弱い。断るのがめちゃくちゃ苦手な日本人だ。 -------- そんな押しに弱い自覚のある大学生男子が、 突然の訪問者に振り回されて、絆されてゆく 現代ベースのほのぼのファンタジーBLです。 蜘蛛は最初人の姿でやってきますが、 蜘蛛の姿に戻る事もありますので、蜘蛛が苦手な方はご注意ください。 まだ最終回まで書けていないのですが、 そのうちリバもある気がするので、こちらもご注意ください。 ◆アイデア協力◆ ありがとうございます!!! 『もふもふ蜘蛛』の存在を教えてくださった かみまさんのTwitterアカウントをご紹介ですー♪♪ https://twitter.com/kamima_iruka ↑植物鉱物不思議生き物もりもりの一次創作アカウント https://twitter.com/kamima_gumo ↑蜘蛛や虫の写真が見たい方はこちらもどうぞ!! ふわっふわです!!!

鉱物×京都×怪異 迷い込んだ店で 彼女は特別な力を持つ石と出会う 石に隠された秘密 不穏な影 目的を果たすため石を手にした彼女は 災いの渦中へと飛び込んでいく この古都で真実を手に入れるために 第十三話まで毎日更新 その後は不定期更新

長いようで短かった任期を終え、退任した勇者騎士。 愛する元盗賊とのんびり暮らすのかと思いきや 結局、世のため人のため魔物根絶を目指して頑張っちゃうお話です。 ほのぼのもじんわりも、らぶらぶもバトルも！！ いつもの3人に赤髪翠眼の少年も加わって、ついにシリーズ最終話です。 相変わらず勇者が死亡フラグを乱立させまくってはバッキバキにへし折ります。 新キャラとしてツンデレのツン少なめな、寂しい概念ショタが出ます。 勇者は上になったり下になったりリバリバします。 組み合わせも入れ替わりますので、何でも許せる方向けですが いつでもそこに、愛はあります。 戦闘もちょこちょこあるので、流血表現が苦手な方はご注意ください。 ひとつ前のお話はこちら。 勇者と元盗賊と従者が、惑い惑わす、冬祭りのお話【囚勇05】 元お頭の面影に二人が振り回されてしまうお話。 https://sutekibungei.com/novels/f3e4a5a9-c8d3-48e3-9b14-9d920b79054a 勇者になる前の少年と元盗賊の出会い編はこちら。 幼い少年が、盗賊の青年に身も心も囚われるお話【囚勇01】 https://sutekibungei.com/novels/1fd4a5c7-bbd0-48e8-9d54-c264d60f91fe 再会のお話はこちら。 あの日別れた盗賊と、成長した少年が偶然再会するお話【囚勇04】 https://sutekibungei.com/novels/dafa5148-c9a8-4c04-a27f-8713c2af1402 逆に、主従側を推したい方にはこちらもあります。 主人を想う、従者のお話【囚勇03】 こちらもリバありです。 https://sutekibungei.com/novels/d9acef10-370c-47eb-a75e-5a901b2a948c

――ある森に迷い込んだ青年は、森を進みながら途切れ途切れの夢を見る。 それはかつて世界を駆け抜けた「アズール・デュモルティエ」の記憶だった。 ルース・シェルシェの【東】秋津で紡がれるのは鮮烈にして儚い双翼の物語。 ノベプラ併載

紫陽花と怪異、降り続く雨。閉ざされて廻る世界。

――ぼくたちは多分あたたかい「あい」が欲しかった。 吸血鬼と人間が平和に共存する街で、「あい」を探す物語。 ノベプラとpixivにも置いています

夜の公園で突然僕は化け物に噛みつかれる。 懺悔を求める化け物と僕の醜い攻防。 しかし、これは悪い夢ではなく……。 残酷描写、残虐描写、猫を愛する皆様には不快にさせるシーンがあります。

優しく愛しい神さまと人間たちの短編集。それぞれの物語は繋がっているような、いないような。気が向いたら追加していきます。 『晩夏の舞納め』人に望まれ生まれた神が人に忘れられ死ぬまでの話。 『枝垂れ桃の鬼神』兄弟思いの鬼神の話。 『白妙の香へ愛を』神が生まれ損なう話。 『鋼の忠誠、金扇の仁』在り方に苦しむ刀の付喪神と御神木の話。

森を散策する女性・ありす。 彼女の脳裏には、過去の日の想い出がよぎっていた。 セイと名乗る、狼の耳と尻尾を持つ青年との想い出。 わたしがいて、セイがいて、おばさまがいて―― そうしてわたしは決めたのだ。 あなたにもう一度逢うことを。

＜その愛情は眩しすぎる＞ 天災により地上の三分の二が沈み、減少した人間の代わりにキメラと呼ばれる人工生命体があらゆる労働を担う世界。キメラ開発の研究員であるサガミは、天才と称される友人アズマが作った金魚のキメラを「何の役にも立たない」と非難するが…。 【文字数約15,000強】 （作中で触れているのは室生犀星『蜜のあわれ』です）

誰もが首から上を持たない、首無しの人間の世界で、主人公には首も顔もあった。 そのために周囲からは忌避され虐げられ続けてきたが、彼は暴力によって抗う。 しかし忌避されてきた一方で、刑務官である彼は、囚人を見下し、金品を巻き上げることに勤しむのだった。 人に見下され、人を見下しながら、暴力とともに生きる主人公の物語。

半人半獣の“人獣”が大半を占める世界、ソル・カダヴェ。東領で用心棒の仕事を終えた半人獣の少女ウィリディスは、央領へと渡る港で、特級指定保護動物である人間の少年を発見する。追われているという彼を咄嗟の判断で央領に連れ帰るウィリディスだが、実は彼は、生まれつき世界再生の使命を帯び旅する東領の“神の小鳥”であった。己の矜恃に従い、彼を東領の人間保護センターまで送り届けることを約束する彼女だったが……。 これは、少年少女の出会いから始まる、世界再生の物語。使命と誇りと絶望と、覚悟と贖罪の旅日記。

　領主の屋敷に産まれた娘は、忌まわしき魔女の姿をしていた。父親によって『塔』に封印され、孤独と飢えに溺れていく。彼女に救いの手を差し伸べたのは、一匹の蜘蛛だった。 世界から忌まれた少女と人外の歪な交流の物語。

一人で用水路を探検するのが日課の僕は、気づいたら山の池にたどり着いた。 その暗い池で、泳ぐ少女に出会う。 少女の白い肌は水に濡れて光り、赤い服はひらひらと水にゆれていた。

その少年は孤独にして＿＿＿蠱毒。 "それ"は、かの有名な口裂け女や人面犬のように、どこからともなく囁かれ始めた都市伝説。 名前、性別、国籍、出生...全てが謎に包まれた、摩訶不思議な少年。 その少年は神出鬼没にして、常に死の傍らに寄り添う。 闇に咲く白い花、人はそれを「蠱毒な少年」と呼んだ。 これは、その少年に関わった、関わってしまった人間たちの物語。 妻を愛する夫、探偵と女子高生、大病を患った少女。 様々な立場から描かれる、愛と憎しみの群像劇。 あなたは私を死なせる。 本作はプロローグを含め全4章、43話＋αで構成されています。 一話2000字程を目安にしています。 お気軽に読んでいただければと思います。 よろしくお願いします。 本作は下記サイトにも投稿しています。 カクヨム様 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891960986 アルファポリス様 https://www.alphapolis.co.jp/novel/537751683/281354895