巨大な鳥を見た者には不幸が訪れるが、その卵を得た者は願いが叶う。そんな伝承が各地に残る、とある世界。貧しい村で暮らす少年ゴナンと、鳥を追う旅人リカルドとの出会いから始まる、探求と冒険の物語。 ※本作は、noteその他でも連載中です

《完結：冒険ファンタジー》 ♪ソコへ行くには、ココから出ようと思うほんの少しの勇気と、信じる気持ちがあればいい♪ 　真珠（ましろ）は繰り返す入院生活の中で気が狂いそうになっていた。 「空色カーテン」だけが鮮やかな色を映す病室の中で日々妄想にふけっていると、ある日その向こうからフランスかぶれのカエル紳士ルイ・マッシュ・ギャレットⅡ世が現れる。 　シルクハットに燕尾服を着込んで貴族ぶった独特の喋り方をする彼の好物はジェリービーンズ。マイペースな彼になかば連れ去られるようにエルセトラの空泳ぐ旅が始まる。 ■目次 ◇プロローグ 空泳ぐ白クジラ ◇一章 空色カーテン ルイ・マッシュ・ギャレットII世現る 移動式リゾートに乗って ポッポ―！　飛び出し注意 マザーのリンゴに舌鼓 ◇二章 パット先生の地図 三角岬とお化けの森 灯台守りの伝説 煌きアゲハと秘伝の粉 お食事をご用意 ◇三章 白クジラの群れを追って 運び屋スパイキー 辺境の偏狭？　ポツンと一軒 カッコウ時計に再会 女王の森 真珠は諦めろ キスとドーナツ ご無事で何より♪ ◇四章（１） スノーディアを目指して 水の町　ブルネラ 旅の終わり？ 実況中継に失敗！ マザー不在の森 ポカの実禁止！　今は…… ◇四章（２） 追いかけっこ クッキーの宝石箱 大切な客人への視線 羽を洗えばよろしいか♪ アマルのメモ書き ◇四章（３） ノランの提案 涙は甘いメープルシナモン フランクゼリー ◇四章（４） パール チクタク不在宅 大きな白クジラと小さな白クジラ ニレの木の下で ◇四章（５） 町の英雄 やめて！　やめて！　やめて！ 鏡像　表の恐怖 恐怖の共鳴 真珠の半身 ボクノ、ゼリー 勇気ある人よ ◇四章（６） 賛同と敵意 オレンジの熱 ならば！　最後まで私についてこい！ ◇四章（７） 終わりと始まり マッシュの背中 サヨナラ ◇エピローグ ※３５話が抜けていますが３４ー３６話の内容は続いております。修正予定です。

異常世界の山手線を一周してスカイツリーから飛び降りる主人公のお話。 至って普通そうに見える高校生の石崎唯がコインランドリーの扉を開くと、そこには上品なケーキ屋が広がっていた。さらにそのケーキ屋の奥では宇宙が広がり、その真下では完全に円を描く山手線が運行していた。三崎唯は、まるで夢の中である様な、現実が混沌とした世界への扉を発見してしまったのであった。しかしながら、好奇心を刺激し続けるその世界にのめり込み過ぎた唯は、いつしか現実の友人を忘れ、遂には絶交を迎えてしまった。 作品は完結致しました。読んで下さった皆様、ありがとうございます。

《完結、冒険SF》 　忘却の都ノア――カノンの民が二度と帰り着かなかったという伝説の都。 　ノアはその伝説から名をとった縮れた黒髪の少女だ。ノアがタテガミと森で過ごしていると、背中に大きなネジのついたロボットが空からふってきた。五〇〇前に地質調査のため歩いていた彼は、やがて停止し長い年月とともに空へと絡め取られていた。 　ノアの家系は代々冒険家だ。父も長老である祖父も、ノアの都を探し求め世界中歩いた。ロボットは忘却の都ノアを知っていて、カノンの民の祖先が生きていると言う。しかもたった十二日ほど歩いた距離に……。 　彼をネジ式と命名しついていくことにしたふたりは、カニバルに幕屋を襲われ森の端で意識なく倒れていたモヒに出会う……。

主人公ネルは、とある妖しい男に揺り起こされ、見知らぬ不思議な世界で目覚めた。見慣れぬ恰好、場所、何が何だか全く分からない彼女は、ひどく動揺した上、その見知らぬ男に連れ去られてしまう。彼女の仲間らしき人物たちや、勇者と呼ばれていた人間が、恐怖と困惑に苛まれる彼女を必死に追うも、ものの見事に誘拐されてしまう。　気絶した彼女が次に目を覚ました時、おとぎ話に出てくるような、古めかしい地下牢に囚われている事実を知ったネルは、見たことも聞いたこともない怪物を目の当たりにし、恐怖に打ち震える。一方、ネルを攫った男アッシュは、ある目的のために、彼女を強奪してきたのだが、彼は魔物に怯え泣き、取り乱す彼女を見たとたん、どうやら偽者を攫ってきたのではないかという不安に駆られる。したがって心配になった彼は、従者に真偽を確かめる方法を尋ねる。すると召使のゴブリンは、ネルの仲間たちに対する苛立ちと、憎しみを露わにしつつも、『聖女の加護』という、本当の聖女だけが持つ、ある特別能力にまつわる噂を教える。よって目的のため、本当の聖女が必要だったアッシュは、偽者らしいネルと一夜を共にするのだった・・・。

――暗い夏、廃遊園地で待ってるよ。 瞬、優、悟、真澄の四人は同い年で、いとこ同士。 それぞれの過去を抱える彼らはこの夏、祖父の新盆で久しぶりに再会した……のだが？　 凄惨な事故があった「あの日」から十年。 ふしぎな光を灯した廃遊園地、裏野ドリームランドは「彼ら」の再訪を待っていた。　 🎪 ご来園頂き、誠にありがとうございます 💀 ※アトラクションごとに主役が変わります。 ※流血、暴力、グロテスクな表現が含まれます。

　勇者見習のカレン。集金稼ぎのミザー。回復師のリュミエ。 　三人はギルドで討伐レベルSSランクのクエスト、ロンゴ討伐を引き受ける。 　ロンゴの支配下に置かれるアヌールに着いた三人を待っていたのは、違和感だらけの対応だった。

ぼくは勇者だ。魔王に攫われた姫を助けるため、冒険に出かける。 強くなり、仲間を増やし、魔王を倒して姫を無事に連れて帰る。 という話ではありません。

神様が何の姿にでも変えてくれるという話を聞いて旅にでる王女と黒猫。 その前に立ちはだかるのはならず者の白い虎の銀。 どんな結末が待っているのだろうか。

昔に書いたファンタジーです。ミノタウロスとか魔法使いとか出てきます。

ひみつシリーズ第5弾(先にシリーズ過去作を読むことを推奨) フリーモデルのホーラン美々は彼氏のローレンスとともに『ひみつ倶楽部』のメイドのメリーズの紹介で、《ぺルぺル公国》のひみつ城に住む魔法使いに自分たちの結婚生活を占ってもらうことになった。 《ぺルぺル公国》への入り口がある、プラハのプラハ城まで出掛け、馬車に揺られて美々たちはそのひみつ城に到着したが、そこの魔法使いの占いで思いもよらぬ事態に…。全10話。 「小説家になろう」にて総読者数7千人超えの人気シリーズがついに「ステキブンゲイ」に完全移植！

　夏休みを迎えた僕（こだま）は夏休みを無駄に過ごしたくない為、目標を決めた。一つはバイクの免許を取る事。そしてもう一つはラテン語の古い辞書を翻訳すること。 　そんな夏の或る日、こだまは古い辞書の中にＱＲコードに似たものを見つける。それをスマホアプリに写真で取り込んだところ、強大な地震に遭遇する。翌日、こだまの元をひとりの人物が訪ねて来て言った。「千年封印（ミレニアムロック）」された扉が開いたため世界の気候が異常をきたし始めたと。それを開放したのがこだまであり、もとに戻すには「ハンドル」と呼ばれる「千年封印」の扉を閉める力のハンドルを探すしかないと言われる。 　嘘か本当か分からないまま過ごすこだまに、巨大で最悪な台風が日本襲うニュースが流れて来る。 　こだまは訪れたその人物と共にそのハンドルを探して巨大な台風を封じようとするが、巨大な台風が迫りくる中、そのハンドルを探すこだま達にある組織の黒い影が迫る。 　果たしてこだまは巨大な台風を止めることができるのだろうか！？ ――魔術とは何か？その答えを知りたい人にこの物語を贈りたい 　

こんな作品が読みたかった！

（既に３０万文字程度の構想が完成してます（（終わりまで）） 異世界５：現実５みたいなバランスを持った小説。 不登校の主人公が暇つぶしにあるネット小説を読んでいると、異世界に転生してしまう。 最初は現実から目を背けるために異世界を楽しんでいたが、一人の少女との出会いを通して、変わっていく。なんとその少女は王女で、それで主人公と同じく不登校だった！別世界だが、二人は似たような悩みを抱えながら、現実と異世界を行き来しながら、努力、恋愛、成長していく。 しかし、徐々に現実と異世界で問題が発展していき、主人公は選択を迫られる。 現世と青春が奇妙に絡み合うストーリー。

暴虐非道な革命軍とソビエト軍に、知恵と死世界の異能力で”無双”する高校生戦記 1989年。湾岸戦争に巻き込まれ死世界の異能力を手にしてからくも脱出した高校生、沖田、吉川、小坂の三人。なんとか日本に帰国を果たすが、その経験と能力は彼らの体と精神を確実に蝕んでいた。 高二の夏に沖田達の学校に留学してきた東欧の小国エメトリアの王女エリサ。留学後間もなく、エメトリアでソビエトの支援を受けた革命軍によるクーデターが勃発。女王を始めとする民主派の拷問と虐殺を開始した。 母を救うためエメトリアに戻ったエリサとエメトリアを救うため、ナチスの再来のような暴虐非道のエメトリア革命軍とソビエト軍に真っ向から異能力で無双する、日本の高校生の青春戦記。

今から約1000年後の未来。人類は月への移住に成功していた。月の裏側に作られた巨大都市、ムーンシティには多くの人間たちが住んでいた。 そのムーンシティにある月世界研究所が送り込んだAI探査機の調査によるとシティから遠く離れたある場所にて謎の生命体が存在することが分かった。 研究所所長の古畑博士は人間よる現地での探査計画に職員の中から探査のための隊員5名を選び、そして彼らが乗る探査機の製作にも取り掛かかった。 そして計画開始から約1年後、その謎の生命体の調査にむけて隊員たちを乗せた探査機は目的地に向けて旅立ったのだった。全10話。

大きな帽子のハッサンハットが旅の途中に立ち寄ったシャパタ王国。そこにはこの国を狙う国泥棒ゾンの姿が。さらには闇の王ダダンの配下ザホールが『四天のカケラ』を狙い暗躍し、ハッサンハットは不思議な力を持ったケシシの民と共に大事件に巻き込まれます。

姉の死の謎を解くため、花の戦乙女ネイラは「無知なる鏡の大賢者」オーシスを探し求める。世界の影で大いなる闇が動き出している事も知らず。

　妹の病室を訪れた僕は、不意に「小説を書かないか？」と言われる。それは妹が知らない少年の頃の僕と仲間が引き起こした夏の失踪事件についてだった。 その失踪事件は、懐かしい故郷の九州宮崎南部の町で仲間と過ごした少年時代の夏の切ない思い出。 ―――そう、今でも瞼を閉じれば思い出す。美しい故郷の川を流れて来た小さなボトルメール。 　それを拾った僕達はやがて、それぞれの悩みを抱えながらもそのある少女に会う為に冒険に出る。そしてそれはもう戻ることのできない夏に咲く輝く向日葵を探す、少年の頃のあまりにも無謀な冒険の旅だった。 ―――君は突然僕達の前に現れ、そして姿を消した、そうあの向日葵の咲く世界から 　この小説は「人生のおいて本当に奇跡のような時間」を綴った少年達のジュブナイル小説です。

崩れゆく異世界で咲き誇る主人公―――崩咲(ほうざき） 怠け者の主人公はシャトルラン後にトラックに轢かれて、美少女のクラスメートと一緒に異世界に落とされてしまう。 そこは崩れていく異世界で、走り続けなければ死んでしまう。 主人公はそこでも怠けの癖が出てしまうのだが、様々な出来事に触発され、成長していく。 主人公は死の淵に触れると、覚醒するような能力を持ち合わせる。 火事場の馬鹿力を現代風にした感じの作品です