さすらいの民は、幾多の旅を越えて、最後の場所へと向かう。 そこに待つものは何か、その瞳は何を見るのか。 第一部: https://sutekibungei.com/novels/fedd3788-f783-4fba-a77b-171b1ca537f8 第二部: https://sutekibungei.com/novels/73bdac7f-b05f-43d9-9c7c-2855d73b0aaa 短編集: https://sutekibungei.com/novels/ba76c5bc-c624-4114-8ee0-de0e5530f006 ※不定期更新。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 ※未成年の飲酒・喫煙は法律で禁止されています。 ※日本語訳版

死のう。 夏休みが終わり、新学期を間近に控えた早朝。姉小路麻衣は、そんな決意を固めていた。でも、どうせ死ぬなら綺麗に死にたい。そこで考えたのは、市立図書館の３階からの飛び降りだった。麻衣は夜明け前の街に飛び出した。 死に場所を探す旅に出た中学校１年生の女の子の冒険物語。

【一言】 　イソップ寓話集を参考に、科学用語について寓話的に描きます。 　もしくは無関係に語ります。 【解説】 　01~10 行動経済学 　11~20 大気科学 　21~30 妖精学 　31~40 雲を愛でる学 【追記】 　一話100~500字。 【参考文献】 　(全般)中務哲郎訳 『イソップ寓話集』(岩波文庫、1999) 　(00)ダニエル・カーネマン著、村井章子訳 『ファスト＆スロー上』(早川書房、2012) 　(01)小倉義光著『一般気象学〔第2版〕』(東京大学出版会、1999) 　(02)井村君江著『妖精学大全』(東京書籍、2008) 　(03)ギャヴィン・プレイター=ピニー著、桃井緑美子訳『「雲」の楽しみ方』(河出書房新社、2017)

幸せの青い木菟《みみずく》 不幸症を患った男は救われるために笛を吹く。 【Twitter企画タグ：#四題茶会】 お題 ・ブルー ・不幸症 ・嘘 ・笛の音が鳴る ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・アルファポリス・小説家になろう・ステキブンゲイ・エブリスタ・ノベルアップ＋・Novelism・pixiv等に掲載しています。

ひよこは生まれ持ったラベルで選り分けられていく。 バイト先の【ひよこ鑑定士】高田さんと、ひよこ達の行き先。 文中の(※)→引用：公益財団法人　畜産技術協会 http://jlta.lin.gr.jp/chick/ ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・アルファポリス・小説家になろう・ステキブンゲイ・エブリスタ・ノベルアップ＋・Novelism・pixiv等に掲載しています。 【Twitter企画タグ：#四題茶会】 お題 ・祭 ・生き雛 ・遠まわり ・匿名

【ひたむきさは報われますか】 巣作りで森の命を育む働き者のビーバーと、これといって役割の無いクマの交流。ひたむきさと自己犠牲、報われるべき仕事とは何かを問う童話。 Twitter企画タグ：#kind_キント（主催：livreさん　@livrebouqin） 企画概要：作者は【善い子に贈り物を与えるクリストキント 】か【悪い子に罰を与えるループレヒト】を選び本編を執筆。主催は本編を受けて【贈り物または罰を与えられた子供】を描く。 （https://twitter.com/livrebouqin/status/1342688705635487745?s=20） この作品はクリストキントを選択しています。 ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv等に掲載しています。

夏、休舎までの２週間、食用動物〝おいのちさま〟のお世話をする特別授業、『いのちの学び』に取り組むことになった。ぼくはメスの子ども、〝もも〟のお世話をすることになった。ももは桃色の皮をしためずらしい種だった。最初はこわがられていたが、次第に心を開いてくれた。いとおしかった……でも、ももは食用動物。『いのちの学び』の最終日には、いのちをいただくことが義務づけられていた。けれど、ももは細くて肉のない子ども。なぜ食用にするの？　あふれてくる違和感。先生や獣医さんは、〝何か〟を隠しているんだ――。 ＊小説家になろうでも投稿しました（2021/3/19 追記）

愛犬・サナエとの散歩中、奇妙なレストランに迷い込んだ中学生乙女・藤崎結衣。そこで出会った怪しげなコックは、深刻な悩みを抱えていた……。 短編。よく分からない不思議な話。

明日、進学のために町を出て行くという娘とその母親は、海の見える丘から波打ち際を犬の散歩で歩くのが日課だった。そして、その散歩では彼女らが「のっぽさん」と呼んでいる青年と過ごす時間もまたいつものことだった。娘と歩く最後の日、母親は遠い昔を思い出すー。

原稿用紙換算５枚の童話です。大人でも楽しめると思います。