平凡な半生を過ごしてきた僕に取って唯一残っているまともな思い出は子供の頃に近所の公園で良く一緒に遊んでた梅子という女の子のことだった。 それから30過ぎの僕の所にその梅子から手紙が来た。その手紙は自分は三千石町というところに居るから遊びに来てというものだった。 いつも仲良く遊んでたが、謎の女の子、その成人した梅子に会いにその年の夏、僕は東京駅から新幹線に乗った。全9話。

「大きくなったら学校の先生になりたい！」という夢を持つ女の子末広優。彼女は毎日楽しく学園生活を送っていた。彼氏ができると愛に目覚めたり、高校では初体験をし、優の青春時代は順風満帆。そんな彼女の成長を追った物語。連載中。

運命の人と出会える逢生橋――。 そんな言い伝えのある橋の上で化け猫《ミッケ》が出会ったのは、幽霊やお化けが見える小学五年生の少女《黒崎美玲》。 彼女の家に居候したミッケは、やがて美玲の親友《七海萌》や内気な級友《蜂谷優斗》、怪奇クラブ部長《綾小路薫》らに巻き込まれて様々な怪奇現象を体験するが、《七海萌》の暴走により取り返しのつかない深刻な事態に……。 そこに現れたのは妖しい能力を持った青年《四聖進》。彼に出会った事で物語は急展開していく。

友人の剣と一緒に学校を中退した御手洗蘭子は新宿のソープランドで風俗嬢として働くも仕事にやりがいを感じない日々。 男嫌いの2人は千代田区の下宿宿『単虚理荘』の1階に居を構える。 気まま自由な暮らしの中、ある日隣の部屋にある若い夫婦が引っ越してきて、その日から彼らがその下宿宿の新しいリーダーに就任したのだった…。全17話。

いつも同じタイプの男性と付き合って別れるのを繰り返してきた木霊。ある日彼女をナンパしてきた男性も似たようなタイプだった。 彼の言われるままに付き合い出すも心配になる彼女。 しかし事態は思わぬほうに好転し…。全10話

挙動不審が常のびっくりしやすい性格の魔美。そんな彼女が突然クラスの男子にコクられた。 彼の申し出を受け入れた魔美は恋愛が進むに連れてその挙動不審が止まらないのだった。全7話。

12月の雪の降る日、家出した月子は渋谷のハチ公口でスマートフォンで自分を泊めてくれる人を探していた。 そんな月子に声をかけてくる人物が。 「居たければ好きなだけ居ていい」と言われてその若い男性の住むアパートへと向かい、その日から一緒に住むことになった…。全４話。

12月の雪の降る日、家出した月子は渋谷のハチ公口でスマートフォンで自分を泊めてくれる人を探していた。 そんな月子に声をかけてくる人物が。 「居たければ好きなだけ居ていい」と言われてその若い男性の住むアパートへと向かい、その日から一緒に住むことになった…。

【一言】 　不思議なメンダコとエンカウントしてにょろにょろする女の子たちの物語。 【あらすじ】 　心配性の少女・こころは高校の入学式に向かう途中、空飛ぶメンダコに攫われる。 　入学式に遅刻しちゃう！　代表挨拶、友達作り、たくさんやることあるのに……。 　同じく攫われた同級生・ひよりはメンダコ上級者。二人で協力し「メンダコの遊び場」と呼ばれるダンジョン突破を試みる。 　果たしてこころは入学式に間に合うのか。友達つくりは成功するのか。 　にょろにょろとした二人の日常的非日常譚。 【追記】 　全13章。合計約28,000字。23時に更新。 　読了推定時間40分。

偶然かそれとも必然か。 崩壊する世界と、どこにでもいる少女。 詩的な展開のショートショート小説。

二人の女の子の物語