#小説家 の作品

楽炎の獄
内気な小学生だった赤羽根晴樹は、読書感想文を褒められたことを機に創作活動を始める。 しかし、初めて書き上げた作品はクラスメートに捨てられてしまった。 傷心の春樹は、神戸アニメーションの作品に慰められ、二度と誰にも見せないことを誓い創作を続ける。 中学生になった春樹は、オタクとしてクラスでひっそりと生きていたが、あるきっかけでクラスの不良に呼び出されて袋叩きにされ、不登校になる。通信制の高校に進学したものの、将来に見通しがつかない春樹はデビューを目指し書きためた小説を小説サイトに投稿する。初めてついた感想が心ないものであり、春樹は心の平衡を失う。そんな春樹の心を救ったのは、やはり神戸アニメーションの作品だった。 高校を卒業し、春樹は父に決めてもらった職場を1日も行かずに辞め、精神科に通院するようになる。そんな折「神戸アニメーション大賞」を発見し、奇跡的に短編を仕上げて投稿する。己のバラ色の未来を妄想する春樹だったが、当然のごとく落選。人生を賭けて長編を仕上げ、神戸アニメーションに直接原稿を持っていくが、まったく相手にされなかった。その日、春樹は神アニの作品の中に自分の小説が使われているのを発見する。春樹の中で、何かが生まれようとしていた。