第1回ステキブンゲイ大賞参加作品。
鬱持ち女子と、おっさん系発達障碍男子の恋の始まりを描く、全盲のロック詩人初の長編小説。
音楽大学を中退して、地元に戻ってきた21歳の主人公、西山春香。
ある初夏の日に、たまたま立ち寄った公園のベンチで、幼稚園からの幼馴染の杉浦直人と数年ぶりに再会する。
それからも、春香はちょくちょくその公園に通うようになるのだが・・・。
2000年代前半の日本を舞台に、もう大人だけど、まだ大人になり切れずにいる男女の青春を描いた物語。
※この作品は、今から7年前に書き上げた、人生初の長編小説で、立花夢里(たちばなゆめり)名義で、ベリーズカフェでアップしていた物を、加筆修正してカクヨムに上げた物に、さらに手直しを加えた物です
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