#日常 の作品

猫縁日和
 猫を介して、いろんな人たちと繋がるほっこりストーリー。  小城梨花。二十五歳独身。おっちょこちょいで、ちょっとめんどくさがり屋。  けど、心根が優しいし、スイッチを入れば頑張り屋さんに。  仕事を辞めて数か月。  このままだと、家賃も光熱費も食費もままならない状況に陥ってしまう。急に気が焦り出し、やっと仕事を探そうと思い始めた。  梨花は、状況打破しようと動き始めようとする。  そんなとき、一匹のサバトラ猫が現れて誘われているような気がして、後を追う。  行き着く先は、老夫婦の経営する花屋だった。  その花屋では、大変なことが待っていた。だけど、素敵な出会いも待っていた。  猫のおかげというべきか、縁があったのか、その花屋で働くことに。その老夫婦は梨花の住むアパートの大家でもあった。そんな偶然ってあるのだろうか。梨花は感謝しつつも、花屋で頑張ることにする。  お金のためなら、いや、好きな人のためなら、いやいや、そうじゃない。  信頼してくれる老婦人のためなら仕事も頑張れる。その花屋で出会った素敵な男性のことも気にかかり妄想もしてしまう。  恋の予感?  それは勝手な思い込み?  もしかして、運気上昇している?  不思議な縁ってあるものだ。  梨花は、そこでいろんな人と出会い成長していく。 *他のサイト投稿作(三年前の作品)の改稿したもの
夜明けのターレーが運ぶもの
【鮮魚市場の仲卸で働く人の物語。純文学系】晴海の鮮魚市場で仲卸として勤める辰巳功二が子どもが学校でいじめられていることを知る。翌日、勤務を終えて同僚の千川要とファミレスに酒を飲みに行くと近所のタワーマンションの住人らしき若い奥様方おり、辰巳立ちに向けて心ないことを話していた。翌日、市場に小学生の一団が学校の社会科見学でやってきていた。小学生たちは「魚臭い」「きたねぇ!」「早く帰りたい」などと騒いでいた。この日、勤務を終えて辰巳は千川と牛丼チェーン店に入った。瓶ビールを飲みながらカウンター席で飲んでいたが、若い店員の何気ない一言にブチ切れた千川が、この店員をぶん殴ってしまう。後日息子の授業参観に来ていた辰巳は、他の父兄と口論になり、教師に出て行くよう促されてしまう。翌日、仕事から帰宅した辰巳は、辞表を書いて上司に提出しようとする。 ※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚 ※非ラノベ作品です。 ※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ステキブンゲイ,、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載中です。 ※【未成年の飲酒は法律で禁止されています】飲酒は20歳になってから。 ■ターレーとは  「ターレットトラック」の略称。法令上は「ターレット式構内運搬自動車」と呼ばれる、後部に荷台を有し荷物を運搬できる小型特殊自動車のこと。市場や倉庫、工場等の構内運搬用として広く使われている。  「ターレット」「ターレ」とも呼ばれることがあり、特に市場関係者からは「ぱたぱた」もしくは「ばたばた」と呼ばれることもある。  なお「ターレットトラック」の名称は、かつて存在した株式会社朝霞製作所の登録商標(現在は商標取り消し)。 ※参考:Wikipedia「ターレットトラック」2020年10月21日閲覧