詩集です。愛する小鳥の詩から始まりますのでタイトルも「読書する小鳥」にしました。
読んでほっこり幸せな気分になれる詩、しんみりする詩、癒される詩を目指して。
朝起きて、通勤中、お昼ご飯、眠る前のお供にどうぞ。
基本的に朝の八時、更新する予定です。一編約四五〇文字前後。
*表紙絵は自作油絵 タイトル「太陽がそれでも生きろと云う」
太陽は真っ赤で 彼方にある
太陽の周りは明るい青で力強い
僕の周りは淡くて薄い青
心の中に住んでいるのは綺麗な青い鳥
なのにどうしてかな
ここには白い木がある 青い鳥はその住人 なのにね
鳥はね でも飛ばないんだ いつまでも止まったままで動かない
ここは月の夜の世界だからだきっと
だから動かないんだ
はるか向こうの景色に気圧されて無くなりそうな僕の家
ねぇ それでも君は ぼくに生きろと云うの?
太陽に向かって叫んでみた
「君たちみたいな存在が 僕には眩しいんだ」
眩しくて涙が出た